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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百三十五話:ルラフェンの町の名物たち
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か?ご迷惑でしたか?」
「……そういう訳では無いが。お前さんの連れが、恐ろしいでの」
「え?」
なんと!
私がせっかく大恩人に向けて熱意をアピールしているところなのに、その大恩人を威圧するとは!
後ろを振り返り、私の大恩人ベネットじいさんに向けて殺気を発している失礼な男を、睨み付けます。
「……ヘンリー。邪魔するなら、出てって」
「……ドーラ!!……ダメだ、離れて何かあったら」
「何も無いから。先生に失礼だから、そういう態度のままなら、出てって」
「せ!?先生、とな!?」
ヘンリーが衝撃に立ち尽くし、ベネットじいさんが何か動揺しています。
「…………ドーラ…………わかった、もうしない」
「わかったなら、いいけど。次は無いからね」
「…………わかった」
「そうか!先生か!わしが、先生か!!」
ヘンリーががっくりと肩を落として殺気を消し、ベネットじいさんが何か浮かれています。
連れに失礼な態度を取らせてしまって申し訳なかったが、なんか喜んでくれたみたいで良かった。
浮かれていたベネットじいさん改め先生がキリッと表情を引き締め、私に向き直ります。
「よし、我が助手よ!今から、そなたに指示を与える!着いてくるのじゃ!」
「はい!先生!」
颯爽と誘導してくれる先生に続いて、二階に上がります。
すっかり大人しくなったヘンリーをはじめ、他の仲間たちも着いてきます。
一ヶ所に印の付いた地図を前にして先生が振り返り、朗々とした声で宣言します。
「我が助手よ!そなたの仕事は、一つ!この地図の示す場所に向かい、ルラムーン草を手に入れて戻るのじゃ!」
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