人中と例外
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達じゃ勝てなかったのだ」
途中、ぽつりと鈴々が震える声で呟いた。
「そうだな」
秋斗殿が優しくその頭を撫でる。
「だが生きてる。それも大事な事だよ鈴々。生きている限り人を助けられる。……っ。それに連合は負けちゃいない、戦は勝たないとな」
私たちは負けた。呂布一人に。無力だった。
「今は一歩一歩進んで行こう。後の世の平穏のために」
ゆっくりと彼から紡がれたその声は、どこかいつもとは違っているように感じた。
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