後ろ姿は虚しく遠ざか…らないね。近づいてくるね。どうしよう。
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♂前回までのあらすじ♀
書くのめんどくなったので割愛。
あらすじ分かんなくなったら前のページへGO!
?!
貴女がたは?!
そうですわ。
この方たちは、
…ダレ…?
分からないのに思わせぶりなセリフ言ったんですの?!
だってなんとなく私たちも知ってなきゃいけない雰囲気だったんだもん。
そんな空気読まなくてもいいですわ!
あ゛〜〜〜〜も゛〜〜っ!
まあ、いいです。
説明して差し上げますわ!
お願いしまーっす!
キャラ変わって……もういいです。
ええと、この方たちは右から、輝夜姫と照夜姫にあらせられますわ。
彼の月の国の姫君方です。
へ〜すごいな。
こら、蛾々。
口を閉じろ。アホ面がバレる。
ヒド!
ああもう本当にキャラが…。
でですね、この姫君方は、ある理由から月の国からの一時追放にあっているのです。
その理由と言うのが…
其れは妾が直接に話そうぞ。
妾達の問題であるからの。
輝夜姫…。
どうぞ、お願い致しますわ。
うむ。
まず前提として、妾と照夜は仲が、否、生来の相性が頗る悪いのじゃ。
顔を合わせれば喧嘩をし、顔を合わせておらずとも喧嘩。
月の国の者たちも、さぞ迷惑しておった事であろう。
此処からはあたくしが話すわ!
引っ込んでいなさい、輝夜。
良いだろう。
貴様如きに状況が解り易く、丁寧に、日本語で説明できるのか見物してやろう。
くれぐれもいつものような照夜語で喋るでないぞ?www
なんですってぇ…っ!!
いいわ、貴女がその輝夜語を話せなくなるくらいの完璧にして完全の説明を披露して
あげるわ!
ほう?やってみるが良い?
…っ
あんた達っ!耳の穴かっぽじってよく聞きなさい!
簡単に言うとね、あたくしたちは仲が悪すぎて周りに面倒臭い迷惑掛け過ぎて、一篇頭を冷やして来いと月の国の帝様に一時追放されてしまったのよ。
それで、こっちで生まれ直して、育って、数多の男を誑かしてきて、飽きたから月に帰ろうと思って、そういう陰仕事が生業の蝶々家の蟋蟀に依頼したのよ。
光栄に思いなさい。
と、いうことだそうですわよ?
がんばって月に帰してあげてくださいませ♪
え?
え?
え?
私たちがやるの?
いや、だってわたくしそんなことできませんもん。
ええええええぇぇぇぇぇっぇええええぇぇぇええ?!
輝夜&照夜を月に帰さねばならなくなった蛾々と蜻蛉。
まるで他人事の蟋蟀。
さて、どうするどうなる蝶々兄妹!
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