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木漏れ日色の記憶。
十六夜奏ちゃんの憂鬱。
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とかすれば?」
「そうするよ・・・」
慧は全速力で地学室を出ていった。
「ていうか来るまでにやれば良かったんじゃない?」
「まぁ、しかたないな、やってない方が悪いからな。」
「そうだね♪・・・・っていうか、その声で男言葉は違和感ありすぎ」
「そうか?」
「そうだよ♪」
「だってこっちだって教室でずっと女言葉なんだぞ?」
「でも私より胸が大きいよね。」
急に夜空が胸を触って来る。
「あっ、やめてっ、んあっ!」
「おまけに感度良好。」
夜空はソフトな手触りでさわってくる。
「やめてっ!あっ」
突然ドアが開いた。
「先輩!なにやってんすか!」
力なく崩れ落ちた俺をみて三咲は言った。
「奏ちゃんを女の子にしてた。」
「あんた脳ミソ大丈夫か!?」
「はぁ、はぁ・・・私は大丈夫。」
「「!?」」
「・・・?どうしたの?」
「奏・・・君?」
「えっ?なんで君なの?」
「うわーん・・・奏先輩が・・・」
三咲は泣いてしまった。
「ごめんごめん!冗談だ。悪かったよ三咲」
「・・・・・先輩のバカ!」
「演技力あるね・・・本当に騙された・・・」
////////////////
「ごめんな?大丈夫か?」
「落ち着きました・・・」
「これにこりたら夜空はやめろよ?」
「はーい・・・」
俺達が席に座ってまったりしていると望月と慧が戻ってきた。
「わかった?早く書きなさいよ!」
「はい・・・」
「お帰り慧。」
「奏ちゃんはちゃんとやったんでしょうね」
「ああ、おわった。」
「そう、じゃあ、回収するわ。」
「そう言えば夜空と三咲何を記事にしたんだ?」
「私はね・・・タイムシード!」
「夜空はタイムシードか・・確かにあのときは面倒だったな。」
「私はですね・・・黒椿です!」
「三咲、大丈夫か?記事かけそうなキャラじゃないが・・・」
「ひどっ!」
「はははっ確かに!」
「ええぇ〜慧先輩まで・・・」
「じゃあ、私は印刷業者に頼んで来るわ」
「ああ、お願いする。」
そう言って俺が本を読もうとしたとき
「奏ちゃん!パンツ見えてる!」
「うわっ!って男のパンツ見ても楽しくないだろ。」
「体は女の子になんだから!自覚持って!」
「体は女、頭脳は男、その名も十六夜奏!」
「やめろ、慧。」
「はい、すいません・・・」
「いいなぁお前らは、変化が無くて。せめて望月がキャラ変わってくれればよかったのに。」
「変なこと言わないで」
一喝された。
「じゃ、俺は帰るよ。」
「男にならないように。」
「わかってるよ。」
「私も帰る!」
「じゃね、奏ちゃんと夜空先輩。」
「おう、お前が買い出しだからな。」
「えっ!?マジッスか」
////////////////
俺が下駄箱まで来たと
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