第6章:女の決意・男の勘違い
第10話:女国脱出
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ちゃんと判断する事が出来、決して利用される事はないという。
そしてこれ以上管理者の事で反論するのであれば、それは即ちビアンカさんを信用できてないことだとウルフさんは仰ってるんです。
こんな言い方されたリュカさんは、もうこれ以上拒絶する事が出来ない……
渋々ながら最後の鍵を受け取り、自らの懐に仕舞い込むのです。
「くそっ……まさかウルフに言い負かされるとは思わなかった」
どうやらウルフさんは、今回の仕返しを達成させたようです。
悔しそうな顔をするリュカさんに、他の皆さんも大変満足そうな表情を浮かべております。
私としては複雑です。
リュカさんに嫌われたくないから、嬉しそうな顔をする訳にもいかず……
ウルフさん達にも嫌われる訳にはいかないから、同調しなければならないのも事実。
結局どうした良いか判らなかったので、即日ガーデンブルグを出立するまで、無表情で過ごしました……
救いは『おいトルネコ……これ、即金で50000000000ゴールドで売ってやるぞ! 買うか?』と冗談を言ってくれた事です。
5百億なんて即金で払えるはずもないし、私を利用して笑い話を広げてくれたので、居心地の悪さを回避出来ました。
流石はリュカさんですよね……転んでもただでは起きない。
……………冗談だったんですよね!?
トルネコSIDE END
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