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木漏れ日色の記憶。
天文部が呪われたそうですよ?
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「私は二階堂だ・・・・」
「えっ?どうゆうこと?悟。」
「どういう事って・・・・」
「ま、佑香先輩は悟さんに任せました。」
「ちょっと待ってくれよ!」
俺達は呼びつけようとする悟さんをよそに、そそくさとその場を後にした。

////////////////

「どうなってるんだこれは・・・」
「先生は何か知らないんですか?」
「分からない、こんなことは初めてだ。」
「そうですか・・・」
夜空が難しい顔で話し出した。
「奏ちゃんはやっぱし女の子の言葉を覚えた方がいいかも」
「お前は何を聞いていたんだろうね」
「まぁまぁ。」
「二階堂先生、どうすればいいですか?」
「私の精神状態が平常になるまで待機!」
「Yes sir!」
夜空は敬礼して俺達は部屋を出た。
「んで女の子の言葉を覚えるってのは?」
「まぁまぁ、早く行こう!」
「どこにだよ・・」
「私の部屋!」
俺は夜空の部屋に引きずり込まれた。
「ねぇ、これ着てみてよ♪」
「むりだ、女物の下着は・・」
「だって奏ちゃんは女でしょ?」
「まぁ、今はそうだけど・・・・」
「いつ戻るか分からないからさ、早く来てみて!」
「分かったよ・・・」
////////////////
俺はそのあとなん着も着させられ 男として再起不能になるんじゃないかと思った。
なんかもう、おかしくなりそう・・・・
「どう?女の子になった。」
「大丈夫」
「じゃ、完璧!お風呂でも入る?」
「そうしよっか。」
私はロングスカートをはいてお風呂場へ向かった。
「汗かいたね、夜空・・・なんて呼べばいいんだろう・・」
「夜空でいいんじゃない?」
「うん!夜空。」
(やばい!なんかほんとに女の子になっちゃった!?)
夜空が服を脱ごうとした時・・・
「冗談だ。」
「えっ?」
「今我に帰った。危なかった」
「なんか混ざってますけど?」
「ああ!だめだ!ワケわかんない!」
「言葉だけ女の子にすれば?」
「・・・・分かった」
「じゃ、入ろう?」
「うん・・って俺、男なんですけどね!」
「いいじゃない!」
夜空が私の服を脱がした。
「きゃっ!・・・って相手は女の子か・・・」
「私も・・」
「ちょっとまって?私が女の子になっても夜空の裸を見て言い訳じゃないんだよね?」
「体が女ならいいじゃない、私の裸は毎朝見てるでしょ?」
「そう?なのか?」
完全に論破された私は一緒にお風呂に入った。
興奮したか?と聞かれればしなかった。精神も女にされたらしい。
俺を女の子にした奴はぶっ殺す。
俺はそう誓いながらこう呟く。
「まぁ、いいかな♪」
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