第二話 境界ですか非日常ですか
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、スキマ切断で首をはねようとする。だが堕天使は間一髪でそのギロチンが落とされる座標から離脱する。
だが遅い、1発で決められなかった時点でお前の負けは決まっている。
すでに周りには、赤黒い、死を連想させる蝶が大量に舞っていた。
少し触れれば、即座にその命を散らす死蝶。逃げ場などない。決める。
『合符「死染めの境界」』
あらゆる座標に現れたスキマ。そこから大量に出てくる死蝶。相手は蝶の舞いに埋もれる。群がっていた蝶が一瞬で消える。あとに残るは、一切の傷がない死体。こうして初めての日常(非日常)は幕を閉じた。
「そういえば、昼休みに霊夢が来たわよ。あの子って能力持ちなのね」
「へえ話したの?」
「ええ、その代価に紫の能力の名称を言ったわ。」
「!!(しまった)」
「どうしたの?苦虫を噛み潰したような顔して。」
「やるじゃない、霊夢」
ある意味、霊夢は俺に勝った。まあ、たいしたことないけど。
少女帰宅中・・・
時、丑三つ時。場所、堕天使戦闘現場。
未だに人払いの結界が機能している。
「こいつ、死んでいるのか?」
「ああ、だがいまにも動き出しそうだ。」
「あり得ない。外傷もなく、魔力の名残すらなく殺すなんて。」
「すぐに報告するぞ、その死体は消せ。」
これっきり、二人の話はなくなった。
自分たちの作った結界がまだ残っている。その理由を深く考えなかった。
この日、人知れず、二つの神滅具が表れた。
「幽々子・・・・・・」
「なにぃ~」
「鍛えなさい」
まあ、いつもどうり。
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