第二話 境界ですか非日常ですか
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あってるのね。私がそうよんでるから。」
「まあいいわ。ところで一つ聞いても良いかしら。」
「なに?」
「貴女って妖怪を信じ「信じるわ」即答以上で答えないで!」
「予測していたから。」
「はぁ・・・まあ水に流して、幽々子は能力のこと知ってるの?」
「ええ。というより、あの子、能力持ちよ。」
「そうなの!?どんな能力なの!」
「死を操る程度の能力ともう一個あるらしいわ。」
「物騒ね!?でもなんでもう一つが解らないのよ。」
「まだ開花していないのよ。」
「そう、じゃあ貴女の能力は?」
「黙秘するわ。」
「なんでよ。」
「とにかく教えないわ。これ以上聞くのなら、ご飯あげないわよ。」
「分かったわよ、あっそうだ。じゃあ私用事が出来たから、じゃあね!」
ふう、終わったか。
「やっと終わったの?」
「あら、輝夜起きたの?」
「ええ、いまいい感じのコンディションなのよだから・・・」
そう言って鞄からPS○を取り出す。
フフフ・・・懲りもせずにまた挑むか!
「今日こそ勝つ!」
「その台詞、通算243回目よ!」
ゲーマーは、スポコンに負けず劣らずアツい。
そのあと5戦5連勝でストレート勝ちした。この脳は高速思考が出来るのだよ!
「くうぅぅぅ次こそ勝つ!」
「この場合は一昨日来やがれとでも言えばいいのかしら?」
ここまで食らい付いてくる輝夜もある意味凄い。その頑張りをもっと有意義なことに使ってくれ。
これだから残念美人(笑)なんだ。午後からがんばりますか。
時間経過・・・・・・
これでよし。さて、そろそろ下校時刻、帰るか。
「紫~」
幽々子が呼んでいる。我が家に帰りますか。
「籃は?」
「先に帰ったわ〜」
こんな感じの1日。これが崩れることを覚悟しとくか。
傍観者は嫌でもまきこまれる。
が、思った瞬間にまきこまれるとは。いま目の前に、黒い翼を生やし、光の槍を持つ人形のなにかがいた。
あれは堕天使。三大勢力の一角、神器保持者殺し。
「お前たちには死んでもらう。恨むなら、その身に宿した神器を創った、神を恨んでくれ」
そう言って光の槍を掲げる。そして投げる。
幽々子はなにがなんだかわからないらしい。混乱している。
これが初陣ですか。どれだけできるかしらね?
投げられた槍の進行方向を高速思考を利用し、計算、一瞬で答えを弾き出す。
その進行方向の少し先にスキマの入り口を、堕天使の腹の前に出口を作る。必然的に、
光の槍は、堕天使の腹に突き刺さる。
「ガハァ!」
そして止めにスキマを利用した空間による切断
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