第二話 境界ですか非日常ですか
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実際、この一年で五桁は借りてる。「今日は水と塩か・・・」
どこぞのバカと同じ食生活だな。というより才能はあるんだから努力、及び仕事しろ、全国の努力家に失礼だろうが努力さえすればお金貸してあげるのに。」
「それ、本当・・・?」
「え!?声に出てた!?」
「ええ、分かった、努力する。絶対昼食を入手する。」
「そっそう、頑張って、少し位応援するから。」
「え?紫が応援?そんなバカな。あの紫が?お金で人を弄ぶ紫が?あり得ない、絶対あり得ない!明日永琳が数学を間違える位あり得ない!この世の終わりと同じくらいあり得ない!ゲホッゲホッ!」
「貴女が私をどう思っているか分かったわ。だから吐血しながら言うのをやめて!」
そんなに衝撃的だったかお姉さんビックリだよ、ん?BBAじゃないのかって?肉体年齢17歳だよ。人間だよ。
とりあえず私は未だに痙攣している霊夢の真正面で弁当を食べる。一応俺は家庭的だ。
何故か弁当が美味いと校内に広がっている。ていうかよく幽々子の目を盗んで食べれたな、幽々子以外に食べさせたことは学校ではないので、情報の出所は幽々子以外の可能性が高い。いくら幽々子が美味しい美味しい言っても一人の情報じゃ信憑性がない。まあいいか。別に困る訳でもないし。と考えていたら手元から違和感を感じた。軽い、手元が軽い。それだけで十分だ。つまりは、
「待ちなさい!霊夢!」
「くっバレたか!だが遅い!スタートダッシュを決めた私に運動神経普通の貴女が追い付ける訳がない!私の勝ちよ!ああそう、とっても美味しかったわよ!」
そんなに美味しかったのか。それはおいといて、霊夢を追いかける。先ほど言ったとうり私の運動神経は中の中かちょといい程度。だけど霊夢。一つ誤解しているわ。私は走らなくてもいいのよ。
スキマを使い足を掴む。握力は何故か50以上ある。当然霊夢はコケる。ああ、制服が汚れてしまった。
おっと獲物に逃げられる。とりあえず軽めのお仕置きね。
「ゴメンナサイ紫。ほんの出来心だったんです。」
こうなると、沸く。何がって母性本能が沸く。ええ、そりゃもう間欠泉の如く。仕方ない。
「明日から幽々子と一緒に食事しなさい。増やすから。」
「いいの!?」
「ただし、たまに面倒ごとを頼むけど、その時は拒否権なしよ?」
「分かったわ!」
こうして五段が七段になった。
「そういえば、どうしてコケたのかしら?」
「ああそれは」
そう言ってスキマを見せる。
「あなた能力持ちなの!?」
「ええ。あなたもよね?」
「お見通しって訳ね。そう。私も能力持ちよ。」
そう言って浮かぶ霊夢。
「私の能力、「空を飛ぶ程度の能力?」なんで程度を付けるのよ。」
「
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