暁 〜小説投稿サイト〜
こんな私(俺)の物語
第二話 境界ですか非日常ですか
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付いた。

     尾っぽが増えてる。具体的には九倍に。

モフい。とってもモフい。このせいか。布団が暑かったのって。・・・・・・そうじゃなくて!

「ねえ、あなた起きてる?」

まだ寝ぼけているのか。前足で目を擦っている。

「尻尾、九本見えるわよ」

そういった瞬間、脱兎のごとく、いや、この場合脱狐の如く逃げ始めたが、程なくして落とし穴に落ちた。スキマって便利。

「あなた、妖怪?」

「・・・・・・」

あくまで無視するか。

「答えなさい。答えなかったら、首落とすわよ」

「(コクコクコクコク!!!)」

「あなたは妖怪なのね。言葉は話せる?」

「(コク)」

「それじゃあ別の部屋に行くわよ。幽々子、起きてるのならあなたもね」

「は〜い」

やっぱり起きていやがった。まったく

移動して、

「あなたは妖怪、九尾の狐で良いわね?」

ボフン「そうですね。その見方で合っています」

「ほえ〜キレイ・・・・・・」

幽々子。顔がアホの子みたいになってるわよ。・・・・・・ますますこの子欲しい!

「そう、あなた、ここで暮らしなさい。異論反論は認めません」

「へ?あの、ここで暮らせ?えっと出来ればそうしたいのですけど、私は妖怪なので無理かと」

やっぱそう言うよな。だが、

「じゃああなたを人間にしたら、暮らしてくれる?」

「出来るのならな。だが無理だと思うぞ?私の故郷の秘術にも無かったし、あなたはこどもだ。だから無理だと思うぞ」

人類と人外の境界を操って・・・・・・

「できたわ」

「へ?え、あれ、耳と尻尾がない」

「ちゃんともとに戻れるからそこには安心して」

ドサッ ギュウウ

「ありがとう!」

抱きつかれ、締め付けられ、叫ばれた。

「是非とも名前をつけてくれ!私は名無しなんだ」

「そう、じゃああなたの名前は

       籃よ」

狐は美人にジョブチェンジしました。


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あのあと行き倒れの子という設定で家に入れ、同じ学校に通うようになりました。







どうも高校二年生、エロ兵藤と同学年の八雲紫です。只今始業式ですが、問題が。すっごい眠たい、俺はたまに保健室で仮眠している。どんな事情?
ヒントはエンゲル係数だ。だが今は寝ない。寝たら教育相談のバ・・・お姉さんに説教というなの説法をされる。763回目には、立派になっている。何故か仏教を信仰している。何があった・・・
いつ
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