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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第40話 バルトマンの過去(後編)
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ゃねえか」
「ワシも年老いたって事だ………」
「よく言うぜ。おい、戦えねえならカリムの所にいな。後は俺が引き受けてやるからよ」
「………あまりワシをなめるなよ?強がり言ってるガキに全てを任せて逃げるほど衰えてはおらんよ」
そう言ってニヤリと笑い立ち上がるロレンス。
そして懐に仕舞った薬を飲んだ。
「ふぅ………バルト、死ぬんじゃねえぞ?」
「ジジイもな。カリムを泣かせるんじゃねえぞ?」
そう言って互いに笑った2人。
「いくぜえええええええ!!!」
「さて、反撃開始と行くか………」
対照的な2人が敵に向かって走りだした………
「次!!」
バルトは荒々しく敵をなぎ倒していった。
「くそっ、死ね!!」
「なめるな!!」
聖王騎士の剣の突きを避け、ガーフォルで斬り裂いた。
そんなバルトに今度は誘導弾が多数四方から飛んでくる。
「ボルティックランサー!!」
誘導弾に誘導弾をぶつけるバルト、更にランサーが誘導弾を貫いた後、威力が落ちず、敵に向かって飛んでいった。
「くはははは!!大したことねえな管理局!!ボルティックブレイカー!!」
斧に溜めた魔力を巨大な斬撃は大勢の敵を一気に飲み込んだ。
「どうだ!!うっ………!?この!!!」
砲撃を放った隙を銃で撃たれ、左腕から血が流れるが気にせずボルティックランサーで銃を撃った敵を貫いた。
「来いよ!!俺はまだまだやれるぜ!!!」
その声はまさに野獣のように獲物を求めているように見えた。
「あいつ………あんなに目を輝かせて………撃たれた痛みとかどっかに飛んで行ってるんじゃないのか………?」
そんなバルトを冷静に敵を対処しながらそう呟いたロレンス。
(魔力の方は薬のおかげで無駄に消費されるのは抑えられた。………だがこの分だと俺もそろそろ限界かもな………)
舌打ちしつつ、敵の攻撃を避け、カウンター気味に攻撃を返し、更に距離を取る。
(これ以上は敵に付き合う必要はないな。バルトのお蔭で相手の指揮も随分落ちている。今なら逃げる隙を得られるかもしれない………)
そんな事を考えていた時だった。
「!!バルトーーーー!!!」
バルトの視界から外れた場所で集束魔法を撃とうとしていた魔導師が居た事に気が付いたロレンス。
「あの2人が部隊をまとめていた2人!!バルトのアホ、気が付いてねえ!!」
テンションが上がっていたバルトは当然ロレンスの声にも気づかず、前の敵に集中している。
「くそ………こうなったら!!」
覚悟を決めて駆け出すロレンス。途中敵の攻撃を受け、傷を負うも気にせずバルトに向かって行く。
「よ
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