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最後の聖戦〜The final holy war〜
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5時を過ぎているせいか、辺りはだいぶ薄暗くなってきた。主人公こと坂城 裕二は、放課後の部活が終わった後、部活のメンバーとマネージャーと一緒にファミレスに来ていた。
「ふー、食った食った。」
「武ちゃん。行儀わるいよ。」
俺の一番の親友、武内 亮太が腹を撫でながら言う。そして、亮太の彼女であり、マネージャーである綺羅矢 京香が突っ込む。
どうでもいい事だが、俺には彼女がいない。だからたまにこの二人の夫婦漫才が頭にくることがある。
「さてと、そろそろお開きにするか。」
「そだな。」
俺が言うと、部活仲間の杉井 麟太がいう。
俺たちが入っていのは、バスケ部。マネージャーが3人で、部員は1年を入れて5人。とにかく少ない。
俺たちは、後1ヶ月で高校3年だ。来年には引退して、1年達に後を託さないといけない。後一年したら、こいつらと楽しく騒げなくなくなる。だからこうして、偶時間を作って騒いでるのだ。
会計を済ましたあと、俺たちは、すぐに別れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺の家は、ファミレスから5キロ位の所にある。
バスケ部の俺だから5キロなんて余裕だが、途中に大きな坂が数個あるため、走るとそれなりに疲れる。
2.3キロ位来たところで俺は立ち止まった。
目の前には、駄菓子屋『西村』があった。
「西村か〜。結構寄ってないな〜。」
『西村』には2年ほど寄ってない。高校に入ってから、塾やら部活やらで寄る時間が無かったのだ。
「オヤジ達今日も帰りが遅いから寄ってこっかな。」
俺のオヤジ達は、毎回帰りが遅いため、少々帰りが遅くても問題ない。
ちなみにオヤジ達は、科学者だ。オヤジはプロで、お袋は助手だ。オヤジはお袋に一目惚れしてプロポーズしたらしい。
俺は早速店に入った。
「いらっしゃいま…ん?」
「おぉ!?裕ちゃんじゃないか!!」
店員のおばさんとおじさんが順に言ってきた。
「懐かしなー。何年ぶりだ?」
「おじさん、あばさんお久しぶりです。2年くらいです。」
おじさんが聞いてきたので答えた。
このおじさんは確か、70を過ぎたと思うが、かなり元気だ。
「てっきり引越したのかと思ってたよ。」
おばさんは今だにビックリした顔で言う。そこまで驚く?
「もしそうなら挨拶に来てますよ。お世話になってるで。」
俺は愛想よく答える。さっき思い出したんだけどねw
店の中は、2年前よりさほど変わってなかった。
アイスやガムなど沢山のお菓子が並んでいる。俺は、大好物のペロキャン(唐辛子味)を15個買うことにした。
「コレく
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