暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
無印編
第二十九話 決戦 ★
[2/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
も静かにバルディッシュを構える
「私達の全てはまだ始まってもいない。
だから本当の自分を始めるために、始めよう。
最初で最後の本気の勝負!」
思いをぶつけるための本気の戦い。
お互いの周りに浮かんだジュエルシードが輝き、お互いの相棒の中に収まる。
それが戦いの始まりの合図となった。
なのはとフェイト、共に地を蹴り、空に舞い上がる。
そんな二人を見つめながら
「ユーノ、アルフ、協力して最大領域の結界を張れ」
「最大領域?」
ユーノとアルフに指示を出すが、俺の指示の意味が分かりづらかったかユーノが首を傾げている。
「いくら時間が早いとはいえ一般人に見られんとも限らん。
その中でフェイトとなのはの戦いを阻害する事のないように可能な限り広い領域を確保したい」
「わかった」
「あいよ」
結界についてはこれでいいとして、なのはとフェイトはというと空を翔け、真正面からぶつかり合っている。
策もなにもなく正面から戦いたい気持ちもわかるがお互い高い能力を有しているのだ。
このままでは決着がつかない。
そのうち魔法の撃ちあいに変わるだろう。
そして、この戦いはなのはが勝っても負けてもこの事件自体に対して問題はない。
だが、なのはの思いをフェイトにしっかりと伝えるためにも勝ってほしいのが俺の本音だ。
フェイトがこのままでは決着に時間がかかると感じたのか距離をあけ
「Photon Lancer」
四発の魔力弾を展開する。
その光景になのはも杖を握り直し
「Divine Shooter」
同数の魔力弾を展開する。
「ファイア!」
「シュート!」
そしてお互いに放たれる魔力弾。
フェイトの魔力弾は弾速重視
なのはの魔力弾は追尾性重視といったところだろうな。
なのははフェイトの魔力弾を掠めるようにかわし、フェイトはなのはの追尾してくる魔力弾を防ぐ。
フェイトの防御している隙に、なのはは次弾を用意しており
「っ!」
「シュート!!」
放つ。
しかしフェイトも防御すれば次弾を用意されるのがわかっている。
「Scythe Form」
即座にバルディッシュを鎌の形状に変え、向かってくる魔力弾を薙ぎ払い、かわし、間合いを詰めてくる。
「あっ!」
「Round Shield」
フェイトの鎌をシールドで受け止めるなのは
ぶつかり会う盾と刃。
その最中フェイトの背後から一発の魔力弾が迫る。
先ほどなのはが放ち、フェイトがかわした一発だ。
これが当たればよいのだが、フェイトも感知能力が高い。
すぐに魔力弾に反応し、シールドを張り、魔力弾を防
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ