暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep17管理局に入ろうよ〜Those girls wish〜
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けの時間を独りで過ごしたのかは聞けなかったけど、それはきっと大変なこと。
「それと管理局入りは・・・さすがに判らないかな。でも私は入るつもりだよ。なのは達とこれからも一緒にいたいから」
「シャルちゃん」
「まぁ今からでも準備をしておこうかな。まずは私の家族をドイツから
海鳴市
(
ここ
)
に呼ぶことにする」
シャルちゃんの家族かぁ。ホームステイ初日のシャルちゃんの様子からして、何か嫌なイメージがあるけど。時々連絡を取ってたみたいだし、きっと大丈夫だと思う。
それからちょっとして、男の子風の服に着替えたルシル君が戻ってきた。その顔は羞恥と疲労の色がいっぱいでした。ごめんね、女装させる前に助けてあげられなくて。
こうして私たちは無事初詣を終えて、アリサちゃんのお家にお邪魔して楽しく過ごしました。
†††Sideなのは⇒フェイト†††
高町家、月村家、バニングス家、ハラオウン家(クロノは欠席だった)の四家合同の大旅行から帰っての2日後、冬休み最後の日。いま私となのはは喫茶翠屋から、ハラオウン家のマンションへと向かっている最中だ。ルシルとシャルは2人だけで話があるって言って、後から追いかけるとのことだ。たぶん“あの事”についてのことだと思う。
「Entschuldigung」
私となのはの前から1人の女性が手を振って歩いてきた。年はエイミィくらいで、シグナムのような髪型をした外国の人だ。正直困った。なんて言ってるのか解からない。
「Guten tag. Darf ich Sie etwas fragen?」
「え〜と、その・・・『フェイトちゃん、この人なんて言ってるか解かる?』」
『ごめん、なのは。私も解からない。シグナム達が使ってる言葉に似てるけど・・・』
私たちが困っているのを見たその女の人が「Verzeihung」と言ったあと・・・
「ごめんなさい。つい私の国の言葉で話しかけて。少し聞きたいことがあるのだけど・・・ちょこっと時間を取らせてもらってもいいかな?」
「「え?」」
その女の人は日本語で話しかけてきた。よかった。これなら解かるよ。なのはと一緒にホッと安堵していると「あれ? もしかして日本語、間違ってる・・・?」その女の人は小首を傾げて、肩に提げてるバッグから日本語会話って表紙に書かれた本を取り出した。
「いえ! 解からない言葉から急に日本語になったので・・・その・・・」
「ちょっと驚いただけで・・・」
「そっか! よかったよ!」
本をバッグに戻しながらその女の人が笑うと、うさぎの耳のように立っているリボンがゆらゆらと揺れた。なのはが「あの、聞きたいことがあるってことですけど・・・?」恐る恐る聞くと、女の人は「そうなの」少し困ったような顔をして
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