暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep13進むか立ち止まるか〜Decide according to your heart〜
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クセリオンモードを使うと、“レイジングハート”は耐えきれなくなって壊れるかもしれないって。だから私は使いたくないんだけど、“レイジングハート”はまたエクセリオンモードにするように告げた。

「・・・なのは。あなたとレイジングハートならきっと大丈夫。私がなんとか彼女に大きな隙を与えてみせるから、そのときが来たら迷わず撃って、あなた達の想いの一撃を」

≪Explosion. Zwillinge Form≫

シャルちゃんの“トロイメライ”が2つに分かれて短い刀になった。私がシャルちゃんへの返答に迷っていると、ゆっくりと私たちへと近付いてきた“夜天の書”さんが「お前たちも、眠りにつけ」ってそう言ってきた。私は少し悩んだ末に「判った」決めた。“レイジングハート“を信じるから。

「まだ眠れないよ。でも、いつかは眠る時が来る。でもそれは今じゃないんだ・・・!」

「なのはの言うとおり。眠る前に一仕事しなきゃダメなのよ、私となのはは。フェイトとはやて、そして頑固者なあなたも一緒に助けるって、大仕事が。だから・・・!」

≪Flamme unt Blitz≫

「悪いようにはしないから今は大人しくしなさい!」

――双牙炎雷刃(フランメ・ウント・ブリッツ)――

†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††

≪Schwarz Strom≫

「飲まれろぉッ!」

――凶牙波瀑刃(シュヴァルツ・シュトローム)――

“夜天の書”へ漆黒の魔力波を放つ。以前シグナム相手に使ったけど、結構簡単に突破されたことがある。案の定、“夜天の書”も容易く突破してきた。だけど突破してきた場所は私の真下。“夜天の書”はおそらく頭上の私に気付いていない。絶好のチャンスだ。カートリッジをロードして放つのは、鳥の形をした砲撃グランツ・フォーゲル。

「いっけぇぇッ!」

――グランツ・フォーゲル――

“夜天の書”は直撃する寸前で私に気付いて、真上から迫る来る砲撃を見る。だけどもう遅い。回避や防御もすることが出来ないまま、“夜天の書”は光の鳥に飲み込まれた。真紅の閃光の大爆発。

『シャルちゃん、もしかして終わった?』

なのはから念話が入る。それに答えようとしたとき悪寒を感じた。確かに至近距離での直撃だった。だけど私は“夜天の書”の防御力をあまりにも甘く見ていた。“夜天の書”は閃光の爆発の中から、私に向けて砲撃を放ったのだ。

――ナイトメア――

≪Seelisch Widerstand≫

私は対魔力障壁を展開して耐え切って、“トロイメライ”をゼーゲフォルムへと変形させる。

『なのは! 私がなんとしても防御を崩す! その瞬間を狙って撃って!』

『う、うんっ。判った!』

唸りを上げるゼーゲ
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