後編『粛清と制裁』
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倒れたままの赤髪の頭をむんずと掴み、校舎に見せつけるように掲げた。校舎のありとあらゆる部屋から、先生や生徒が見つめる中、
「おいてめぇらぁ!」
と美能留が大声で叫んだ!その言葉は校舎にいる人間への言葉だ。
「目ん玉かっぽじってよォく見ていやがれェェッ!」
と美能留が赤髪の身体を地面に叩きつけた!
その衝撃は校庭に小さなクレーターをつくった。
多くの生徒や先生は、顔を両手で隠すように覆った。
美能留は、全身ボロボロの赤髪を指差して言った。
「このゴミクズは!この優秀な俺様を!散々いじめてきやがった!この意味が分かるか!!てめーら!」
美能留が赤髪の首元を片手で掴み、持ち上げた。
「優秀な俺が!」
美能留は、咆哮しながら赤髪の顔面に拳を叩き込む。
「こんなど底辺にッ!」
拳を叩き込む。
「邪魔されていい訳ねェんだッ!!」
美能留は最後に、赤髪の顔面に拳を叩き込むと、その手を開き、赤髪の頭部を掴み、そのまま握り潰した。
肉や骨がひしゃげる嫌な音が聞こえた。
美能留は、赤髪をてきとうに投げ捨てると、血まみれになった両手を掲げ、咆哮した。
「が亜ァァァァァァァァァァァァ亜ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァああァァああァァァァァァ亜ァァ亜ァ亜ァァァァァァ亜ァァァァァァィァァァァァァァァァァァァァァァァorァ亜ァァァァァ亜ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ亜ぁぁぁぁぁあぁぁあぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぃあおぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁおぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁァァァああぁぁぁぁぁぁぉ^_^ィァァァァ亜ァァぁァァァァァァァ亜ァ亜ァァァァ亜ァァァァァァ亜ッッ!!」
大気が震えた。
「てめぇら!よく聞けェ!」
美能留は、掲げた両手をダラリと下げ、言った。
「俺は、この世界を”粛清”し、”制裁”を与える…」
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