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ISー電王の名を継ぐ者
VS代表候補生編
TIME2 新たな出会いと名前決め
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、綺麗に爪楊枝倒さずに食ってんな〜。

「これを渡しておきます」

そう言うと、オーナーは何か金に光る物を投げてきた。

とりあえずキャッチして、投げられた物を見ると

「………懐中時計?」

投げられた物は金色の懐中時計だった。
時針には金、分針には銀をあしらってありとても綺麗で高そうだ。

「えっと、これは……?」

「ベルトの簡易版とでも言いましょうか。その時計に念じれば針からベルトが出てきます」

「分針は俺がさっき使ったベルトのやつか。じゃあ時針は?これもベルトか?」

「えぇ。まぁ、そちらは……貴方が自分自身の力で戦いたい時に使うといいでしょう」

と言った瞬間、食べていたチャーハンの爪楊枝が倒れた。

「!!!、新記録だったのに……」

そう言うと、オーナーは残ったチャーハンを置いてさっさと出て行った。

「なんか……変わった人だな」

俺の抱いた第一印象はそれだけ……いや、それ以外思いつかなった。

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