暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep6言葉だけでなく行為が大切になる場合〜Ready Fight!
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ァァァーーーッ!」
正直受け止めるか避けるか迷ったけど、“レイジングハート”は私を安心させるかのように、プロテクションを張るように言ってきた。うん、信じるよ。“レイジングハート”がそう言うなら。だって今までも私を守ってきてくれたから。
「うんっ、お願いレイジングハート!」
≪Protection Powered≫
ヴィータちゃんに向けて翳した手の平の前面にバリアが展開。衝突して火花を散らすヴィータちゃんの“アイゼン”と私のプロテクションだけど・・・。
「なんだこれ・・・!? めちゃくちゃ堅ぇ・・・!」
ヴィータちゃんの言うとおり、以前とは比べるまでもなく強力かつ堅固なバリアになってた。うん。これならもう大丈夫だ。前みたいに簡単には墜とされたりなんかしないからね。
≪Barrier Burst≫
“レイジングハート”のその言葉によって、“アイゼン”との接地点に魔力が集まっていくのが判る。そして爆発が起きて、お互いがその爆風によって吹き飛ばされて間合いが開いた。でも、やる前にちょっと説明が欲しかったかもだよ、“レイジングハート”。いきなりすぎてビックリだよ。
†††Sideなのは⇒ヴィータ†††
くそっ、デバイスを強化してきただけの魔導師なんかに遅れなんてとってたまるかよ。あたしらは一切の敗北が許されない、はやての為だけの守護騎士なんだ。
「アクセルシューター、シュートッ!!」
アイツから放たれた魔力弾。それが全てあたしを包囲するかのように周囲を飛び交っている。
「ふざけんなっ。これだけの魔力弾、制御なんか出来るわけねぇだろうが!」
あたしはそれを証明するために、周囲に待機させてあったシュワルベフリーゲンを4方からアイツに向けて放つ。でもアイツは、あたしのフリーゲンの直撃を受ける直前で、たくさんある魔力弾の内の4つで撃ち落しやがった。
(おいおい、嘘だろ! どんだけの制御力なんだよアイツ!? デバイスを改良したくらいで出来る芸当か?)
チッ。セインテストもそうだけど、コイツもとんでもなくヤバイ奴かもしれない。
「約束してっ。私たちが勝ったら、あなた達の事情を話してくれるって!」
「ハッ。あたしらに勝てるって本気で思ってんのかよ!?」
――アクセルシューター――
≪Panzer hindernis≫
「シューット!」
放たれたいくつもの魔力弾が一斉に襲いかかってきた。あたしはこの包囲網から抜ける自信はねぇから、気は進まねぇが防御に専念することにした。アイツの魔力弾は、展開した全面障壁パンツァーヒンダネスに着弾しては弾かれて、でも操作されてまた着弾ってぇのを繰り返しやがる。
(認めてやんよ。お前もぜってぇに倒さなきゃいけないヤバイ
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