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ヘタリア大帝国
TURN111 二つの切り札その二
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なんて」
「有り得ないぞこの野郎」
 寒さを凌ぎながらの会話である。
「けれどこれなら」
「ああ、あの連中でもな」
「ソビエト軍も凍らない?」
「くそっ、やっぱり艦の暖房もっときかせるぞ」
 ここでロマーノはこう言った。
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