暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep3いざ海鳴市へ〜Mission start〜
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得ることができるというものなんだ」
ベルカ式の説明を聞き終えた後、ユーノを除く私たちはある人との面接の時間が来たため、このメンテナンスルームを後にした。
†††Sideフェイト⇒シャルロッテ†††
ルシルとフェイトの面接だというのに、クロノに付いて来るように言われた私となのはは、管理局のギル・グレアム提督という人の居る応接室に来ている。ここに来るまでにクロノから聞いたところ、グレアム提督はかつてクロノの指導教官だったらしく、歴戦の勇士と謳われ、艦隊指揮官、執務官長の階位までいったらしい。
「――そうか、なのは君は日本人、シャルロッテ君はドイツ人なんだな。そしてルシリオン君はノルウェー出身だったか? はは、懐かしいな。ノルウェーには行ったことはないが日本とドイツには行ったことがあるよ。実は言うと私もね、地球出身の人間なんだ。イギリス人なんだよ」
「ふわぁ!? そうなんですか!?」
なのはがグレアム提督の生まれがイギリスだと知って驚いている。それからグレアム提督は、なのはの魔法との出会いが自分と似ていると話をしてくれた。確かにその内容はなのはとユーノの出会いに似ていた。負傷した異世界(グレアム提督の場合は局員)を介護したことで、次元世界を知ったって言うし。
「フェイト君、ルシリオン君。君たちは、なのは君とシャルロッテ君と友達なんだね」
「はい」
「もちろんです」
ルシルとフェイトは即答。このままずっとなのは達と友達でいられたら、私とルシルはどれだけ幸せだろうか? そんなことばかり考える自分が情けない。決めたじゃない、もう私たちはなのは達に必要のない存在になろうって。
「約束してほしいことは1つだけだ。友達や自分を信頼してくれる人のことは決して裏切らない。それを守ってくれるのなら、私は君たちの行動について何も制限しないことを約束する。出来るかね?」
「はい、必ず」
「はい」
裏切らないということ、それはもう手遅れだ。私たちはもうすでに自分たちを嘘で塗り固めて、みんなを裏切っている。ルシルもそれが解かっているからこそ、あんな苦い表情をしているんだ。
その後、クロノが今回の一件の捜索捜査担当になったことを告げ、部屋を後にした。クロノとグレアム提督の間で、“闇の書”関連のことで何かあったのかしら? 2人の間には言いようのない妙な雰囲気があったから、その辺が気になった。
†††Sideシャルロッテ⇒ルシリオン†††
高町家の近所にあるマンションへと引っ越してきた俺たち管理局組。何故こうなったのかと言うと、今回の事件を捜査をすることになったアースラチームだが、その拠点であるアースラが検査で使えないからだ。もちろんそれだけじゃなく、昨日出遭った騎士たちが起こしている事件発生地が
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