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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep2守護騎士ヴォルケンリッター〜Belkan Ritter〜
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?』
『そうなのかい!? だったら早く助けてくれてもいいじゃないか!』
フェイトとアルフは、俺の行動にショックを受けてしまったようだ。だが今はとにかくあの連中の対処をする方が先だ。あとでいくらでも文句を聞こう。
『それに関してはあとで説明するから。今は新手の方をお願いしたい、頼む』
『・・・あとでちゃんと聞かせてね、ルシル』
『はぁ、あいよ。新手ってどんな奴なんだい?』
なんとか言うことを聞いてくれるみたいで助かった。俺はフェイトとアルフに新手の説明を終え、赤い子供の方へと向かう。
†††Sideルシリオン⇒シャルロッテ†††
ルシルからリンクを通して戦闘開始の合図を受けた。そうと決まれば、あの剣士と戦うまでのことだ。というより戦いたい。
「さて、行ってくるね。なのはとユーノはここでちゃんと待っててね」
「シャルちゃん。その、気を付けてね」
「危なくなったら僕も加勢しに行くから」
――
真紅の片翼
(
アインス・ルビーン・フリューゲル
)
――
私は2人の声を背に聞きながら飛翔術式を発動して、背中から真紅の片翼を展開、あの剣士の元へと飛び立った。私は剣士との距離を詰め、“トロイメライ”を向けて戦闘の引継ぎを告げる。
「ここからは私が請け負います。フェイト。ルシルに言われた通りにお願い」
「・・・判った。気を付けてシャル」
「白い騎士甲冑、蒼い刀剣型のアームドデバイス。そうか。お前がザフィーラの言っていた騎士か」
フェイトはアルフと合流して、ザフィーラとの戦闘に入るのを私は確認した。それにしてもザフィーラの様子からして、私の砲撃があまり効いていなかったみたいだ。ううん、それとも回復した、か。もしかすると治癒を行える味方が居るのかもしれない。
「ザフィーラには逃げられたけど、あなたは逃がさないのでそのつもりで」
“トロイメライ”を構え、いつでも戦闘に移れるようにする。それを見た剣士もデバイスを構え、「ほう。幼い外見では考えられなほどに美しい構えだな」って私を称えたあと、名乗りを上げた。
「守護騎士ヴォルケンリッターが将シグナム。そして我が剣レヴァンティンだ」
「シュテルンリッターが第五騎士、シャルロッテ・フライハイト。愛剣トロイメライ」
静かに対峙して互いを見据える。やばい、すごく楽しみで仕方がない。なのははロングレンジの砲撃系、ルシルは一応オールラウンドだけど、正確に言えばロングだ。唯一のクロスはフェイトだけど、こう言ったらなんだけど私の相手には全然足らない。だからこそ、このシグナムと名乗った騎士との決闘には心が躍る。
「フライハイトにトロイメライか。お前もベルカの騎士なのか?」
「いいえ、この世界の騎士よ」
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