暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep2守護騎士ヴォルケンリッター〜Belkan Ritter〜
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ルシル、上はピンク色の宝石でなのは、下は赤色の宝石でシャル、そして十字架の円環は私たちを出会わせてくれたユーノとクロノたち管理局ということを表しているらしく、みんなが私と一緒に居るという意味だと話してくれた。
ちなみにアルフは指環じゃなくて腕輪で、宝石の位置もオレンジの宝石が真ん中にきていて、金色の宝石が右となっている。
「んだぁっ!? この盾は!」
どうやらアルフもルシルから貰った腕輪の力を使ったみたいで、赤い子の打撃を防いでいる。でもこれには1つ欠点がある。それは1度使うとその日はもう使用不可となることだ。確かにこれほどの強力な障壁なら、連続して使えるはずがないとその時も思った。ともあれ1つの危機を脱したのだから良しとしよう。
「まさか私の一撃が防がれようとは・・・。それはお前の魔法か?」
「いいえ、私の大切な人がくれた力です」
「そうか。しかし先程の斬撃には肝を冷やしたぞ。なかなか良い剣筋だった、良い師を持っているのだな」
私がそう返すと、女の人はそれとは別の話をしてきて私の攻撃を褒めてくれた。私の師、リニスとルシル、クロノのことを褒められたようでそれが嬉しかった。
「え、その、ありがとう・・・ございます」
「だが、確かに腕は良いが、我らベルカの騎士に1対1を挑むにはまだ・・・足りん!」
私がお礼を言ったそばから攻撃を仕掛けてきた女の人に、同じように“バルディッシュ”を振るって斬撃を叩き込む。
†††Sideフェイト⇒ルシリオン†††
シャルと共にザフィーラの辿った軌道を飛んで来たが途中で見逃してしまった。しばらく索敵してみたが、転移して逃げたのか見つけることが出来ず、諦めてフェイト達の元へと向い、現場に到着。ここに来るまでにシャルと決めたことを守るため、俺は複製術式の
遮断羽衣
(
ステルス・コート
)
を発動し、フェイトとアルフの戦闘を見守っていた。
(あの剣士は強いな。たぶん大戦時の騎士の中で、下の上から中の中くらいだろう。今のフェイトでは経験・技量ともに足りてないか)
そう考えていると、フェイトが剣士の一撃を防御ごと押し弾かれ、ビルへと叩き落されてしまった。剣士がフェイトに近付き何やら話しているようだが、ここからでは聞き取れない。それだけでなくアルフの方にも、ザフィーラが近付いているのを視認する。ここまでか。
『シャル、戦闘開始だ』
念話ではなくリンクを使い、シャルに俺たちの戦闘参戦を告げる。続けてフェイトとアルフには念話で、俺たちが戦闘を引き継ぐことを告げた。
『フェイト、アルフ、よくやった。ここからは俺とシャルが剣士と赤い子の相手をする。2人には悪いが、新手がもうひとり来そうなんだ、そちらを任せたい』
『ルシル!? えっ、もしかしてずっと見てた!
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