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とある星の力を使いし者
第132話
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「あと、今からキミが通う学校には彼もいるから。」

「おい、それってまさか・・・・」

「恭介も一緒なの!、ってミサカはミサカはテンションを上げながら聞いてみる!」

麻生恭介は一方通行(アクセラレータ)が戦ってきた相手の中で、完璧な敗北を与えた人物であり、入院していた時に愛穂と面倒を見てくれていた一人だ。
自分の言いたい事を打ち止め(ラストオーダー)に言われた一方通行(アクセラレータ)は、軽く打ち止め(ラストオーダー)を睨みつける。
が、当の本人は全く気がついてない。
睨む事が無駄だと分かった一方通行(アクセラレータ)に桔梗が言う。

「彼も時々、愛穂の家に来るだろうし仲良くしてね。」

確かに麻生は一方通行(アクセラレータ)の中でかなり信用できる人物になっている。
自分が麻生に負けた時でも、それを研究者たちに言う事もなく。
逆に自分達を世話をしてくれた。
しかし、今までの生活環境で暮らしてきた一方通行(アクセラレータ)も心のどこかで麻生の事を疑っていた。

「本当なンだろうな?」

「嘘かどうかはつけば分かるのだし、キミの場合、今後も他人からの甘い言葉に警戒する癖はそのままの方が良いかもしれないわね。
 守るべきものの価値を知っているのなら、特に。」

桔梗は先程と変わらない声で一方通行(アクセラレータ)に言った。
一方通行(アクセラレータ)は助手席から視線を逸らすように、忌々しげに車窓の外へ目を向けた。
打ち止め(ラストオーダー)だけはやり取りに気がついていないようで。

「え?ヨミカワと恭介じゃないの?、ってミサカはミサカはあなたの肩をぐいぐい引っ張ってみる。」

と、言っていた。
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