暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
2nd Episode:
夜天の主と雲の騎士
Ep1冬空に来たるは襲撃者〜Reunion〜
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き返した。それにしても、あの子の使ってるデバイスって、シャルちゃんの蒼い刀のデバイス、“トロイメライ”に少し似た感じ。なんだっけ。えっと・・・ベルカ式、だったかな。なんとなくだけど・・・。
「この野郎ぉぉぉ!」
女の子が使うようなものじゃない言葉を叫びながら突っ込んできた。それに私は女の子だから野郎じゃないもん。そんな一直線な攻撃には当たってあげるつもりはないよ。
≪Flash Move≫
まずは避けて、砲撃の準備に入る。
≪Shooting Mode≫
「話を・・・」
≪Divine≫
「聴いてってば!」
≪Buster≫
ディバインバスターの威嚇攻撃であの子の戦闘行動停止を狙う。あの子は私の砲撃に驚いているのかどうかは知らないけど、完全に動きを止めた。私の狙い通り、直撃ではなくあの子を掠めるようにディバインバスターは通りすぎた。
「っ! 帽子・・・!」
「え・・・?」
その衝撃で被っていた帽子がボロボロになりながら落ちていったのを見たあの子の目に、ハッキリと怒りの色が浮かぶ。デバイスを横に振り、足元には赤いベルカ魔法陣が浮かび上がった。
「テメェ、やりやがったな・・・。アイゼン! カートリッジロード!」
柄の半ばから弾丸の薬莢のような物が排出された。やっぱりシャルちゃんの“トロイメライ”と同じだ。シャルちゃんの“トロイメライ”にもあの機能がある。魔力の籠められた弾丸を装填することで、一時的に魔力が上がるっていう、カートリッジシステム・・・。
≪Explosion. Raketen form≫
あの子のデバイスがその言葉を合図として変形を始める。変形後、片方に黄色い四角錐の突起、もう片方にはロケットようなものが付いている物になった。
「ラケーテン・・・!」
あの子が魔法陣の上でデバイスを振り回しながら回転してる。よく見ると、あのロケットのようなところから炎が噴射していた。たぶんあれの力を借りて回っているんだと思うけど。回転を終えたとほぼ同時、私へと突っ込んできた。
「っ・・・!」
1撃目はなんとか避けることが出来た。あのブースターによる突撃力がすごくて、避けるのだけでも精一杯。
≪Master !≫
“レイジングハート”からの警告。2撃目は避けることが出来ないと判断。プロテクションを張ると同時、あの子のハンマーが衝突する。だけどまるでプロテクションなんて初めからないと言うような勢いで「え!?」簡単に砕け散った。勢いを殺すことも出来ずに、ハンマーの突起は“レイジングハート”の柄にぶつかり、そして少しずつだけど砕いていく。
「ハンマァァーーーーッ!」
「きゃぁぁぁぁぁーーーーー!」
私はその衝撃に耐えられず
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