暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
2nd Episode:
夜天の主と雲の騎士
Ep1冬空に来たるは襲撃者〜Reunion〜
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内容通りに受け答えをすること。あぁ、それとルシル。一応、魔術に関しては魔法と称して上に通しているからそのつもりで頼む。それで今回は、アルフも被告人席に入ってもらうことになるから。しっかりな」
私とアルフとルシル、そしてユーノの4人は、クロノに向かい合うように座って明日の裁判の話を聞いている。明日の裁判で決着する。大事な大事なことだ。絶対にミスは許されない。
「うん」
「了解した」
「判ったよ」
クロノは私とアルフとルシルについての話をした後、自身とユーノについて話を始める。
「そして僕とそこのフェレットもどきは証人席となる。質問の回答はそこにある通りだから、忘れないように」
「判った・・・っておい! 誰がフェレットもどきだ!? 誰が!」
「ん? 何を言っているんだ、君に決まっているだろ?」
ユーノがテーブルに手を叩きつけながら怒鳴り散らしている。けどクロノはそんなこと聞くまでもないという態度で返すものだから、さらにユーノが怒りに燃えてしまった。
「確かに動物形態でいることも多いけど、僕にはユーノ・スクライアという立派な名前がちゃんとあるんだ! しかも人間!」
「とりあえず落ち着こうユーノ。いつものクロノの軽いジョークだよ。いちいち反応していると精神がもたないぞ」
「ユーノ、まあまあ」
「クロノ、あんまり意地悪言っちゃダメだよ」
ユーノの後ろから両肩を掴んで座らせながら宥めるルシル。私とアルフもそれに続いて宥める。それで何とか落ち着いたようだけど、機嫌が悪いのは判る。そんなユーノを無視しているかのように、クロノが話を進めていく。もう。どうしてクロノはユーノばかりからかっちゃうんだろう?と思っていたら・・・
「クロノ。いくらユーノが、君の気になっているシャルやなのはと仲が良いからと言って、ユーノにアタるのは良くないぞ?」
ルシルがなんかすごいことを言っちゃった・・・?
「はぁっ!? ちょっ、はぁっ!? 何を馬鹿な――はぁっ? ルシル!」
クロノは顔を真っ赤にして勢いよく立ち上がって、さっきのユーノみたいにルシルを怒鳴る。するとユーノが「へぇ、そうだったんだ。ごめんクロノ」って笑うのを必死に我慢してる顔で謝った。
「だから違うと言うに! ぼ、ぼぼ僕が、シャルとなのはのことが好きなわけないだろっ! ルシルっ、妙な勘違いもほどほどにしてくれ!」
「ん? 俺は気になっていると言っただけで、好きなんだろ、なんて言ってないぞ」
「んなっ!」
クロノの顔がさらに真っ赤になって、恥辱に顔を歪ませてる。うわぁ。聞いてるこっちが恥ずかしくなるような話になっちゃってる。
「違っ、僕は、そんなんじゃない! ルシル! 君は、君というやつは!」
「
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