デュエルペット☆ピース! 第4話「SIN」(後編)
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っ!? なんですって!?』
二体の天使が輪郭を失い、一対の光球へと変化し、アズの両手に一つずつ宿った。
アズ
「二体のレベル4天使族でオーバーレイ・ネットワークを構築……! エクシーズ召喚!」
ナイト
『デュエルナイト・セイバーは既にフィールドにいるというのに……新たなモンスター・エクシーズを創造しようというのか……!?』
闇アズ
(そんなバカな……アナザーデュエルの時は、たしかにデュエルナイト・セイバーしか呼べなかったはず……なのに……!?)
アズ
「おいでなさい! 《フェアリー・チア・ガール》!」
二つの光球まとわす、可憐な蝶の羽根のチア天使が、フィールドに降り立った。りょうてに持ったポンポンに一つずつORUが宿り、光り輝く。
《フェアリー・チア・ガール》ATK:1900・★4・ORU×2
ナコ
「ひゃぁ……すげェ……エクシーズが二体だぜ!」
ガーネット
『あれは天使族のドローソース……けど、決して天使族を中核としないアズちゃんのデッキで呼び出すなんて……あの子、化けるのかも……!』
可憐なチア天使と苛烈な魔剣士が、またもアズのフィールドに対照を醸していた。その光景を闇アズサは忌々しげに見つめる。
闇アズ
『い、いくらモンスター・エクシーズが増えようと……!』
アズ
「まだ行きます! リトル・フェアリーのコストで墓地に送った《オーバーレイ・イーター》を墓地から除外して、効果を発動! 相手のORUを一つ取り除いて、わたしのモンスター・エクシーズに移す!」
アズの墓地からカメレオンの舌が飛び出し、空中の姫君のところまで一気に伸びる。姫君の周囲を浮遊する光球の一つを、伸ばされた舌が吸着し、一気に引きずりだした。そのまま舌が縮み、地上の魔剣士のところまで運ばれる。魔剣士の大剣が、光球を吸い取った。
ACTIVATE!
起動《オーバーレイ・イーター》:ORU吸収
《DP. 05 翡翠の悪夢を語る姫》ORU×4→3
《デュエルナイト・セイバー》ORU×2→3
アズ
「さらに! 手札より魔法カード《オーバーレイ・リジェネレート》を発動! デュエルナイト・セイバーのORUを1つ増やします!」
闇アズ
『アナザーデュエルでわたしが使ったマジック……けど、1つ増やしたところで……!』
アズ
「1つじゃありません! 3枚発動して3つ増やします!」
闇アズ
『は、はぁっ!?』
ACTIVATE!
通常魔法《オーバーレイ・リジェネレート》:ORU増強×3
《デュエルナイト・セイバー》ORU×3→6
大剣をまとう光球が一気に倍加し、刀身が見えなくなるほど魔力の光が収束する。
委員長
「ORUが6つとは……」
ナコ
「け、けど、そんな
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