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デュエルペット☆ピース!
デュエルペット☆ピース! 第2話 「聖職」(後編)
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性を失うことはよくあるが……アズには昨日とは別の勝利への道筋を完全に把握しているというのか……?)

アズ「サモンプリーストの効果で、デッキからレベル4以下のモンスターを1体特殊召喚! 来てください! 《サンライト・ユニコーン》!」

《サンライト・ユニコーン》ATK:1800・☆4

ナイト
『この組み合わせは……レベル4モンスター2体か!』
アズ
「続いて、《サンライト・ユニコーン》の効果発動です!」
衛士
『モンスター効果を矢継ぎ早に……!』
アズ
「サンライト・ユニコーンは、デッキの一番上のカードを確認し、そのカードが装備魔法なら、手札に加えることができます!」
ナイト
『デッキの一番上のカード……装備魔法を引くことに賭けるというのか……! 無茶だ! 昨日も言ったが、君のデッキの全容はまだわからない。装備魔法がどれほどデッキにあるかもわからないというのに……!』
アズ
「いいえ……きっと来てくれる、いや、引いて見せます!」

 ユニコーンの角が淡く輝き、それに反応してアズのデッキの一番上のカードも同様に発光する。光る札に手をかける。その瞬間、デッキが応えてくれたことを悟り、アズの口元がわずかに緩む。一気にカードを抜き取り、ディスクにセットした。

アズ
「わたしは、手札に加えた装備魔法《魔導師の力》を発動します!」
ナイト
『ほ、本当に引き当てた! だがこれで……! 装備魔法は発動後モンスターの装備カードとなり、そのモンスターを強化することができるぞ!』
アズ
「はい! このカードの効果は、わたしのフィールド上の魔法・罠カード1枚につき、装備モンスターの攻撃力と守備力を500ポイントアップさせることです!」
衛士
『はははっ! いくらモンスターの攻撃力を上げようと、レヴォル・リングの効果でマイナス化されるのですよ!? むしろ攻撃力を下げているも同じ……って、ま、ま、まままさか!』
アズ
「そう……装備魔法は発動時、装備モンスターを自由に選択できる……わたしが選択する装備対象は、《DP. 02 紫水晶の革命指輪》です!」
衛士
『ぬぐっ、先生ェのモンスターに装備魔法ですとォ!?』

 アズの手にした魔法カードから解き放たれた稲妻が、衛士の右手薬指、紫に輝く指輪を穿つ。稲妻の力に耐えられず、宝珠にひびが入った。

《DP. 02 紫水晶の革命指輪》+《魔導師の力》ATK:0→500

ナイト
『いいぞ! これでレヴォル・リング自身の効果であのモンスターの攻撃力は−500となる! 攻撃力0の《薄幸の美少女》で倒せるぞ!』
アズ
「続いて、《召喚僧 サモンプリースト》と《サンライト・ユニコーン》でオーバーレイ! 二体のレベル4モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エク
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