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鉄槌と清風
11部分:11:八神家(夜)
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けだって」

 庭に立ち、軽くストレッチ…軽くとはいえ、20分位してるが…してから、つま先で地面に円を描く…大きさは直径2m程度だろうか。

 「一寸離れててくれるか」

 一言かけて…その円なかで、小さくダッシュ、円の境ぎりぎりでターン、上半身をそらし…片手を付いて、側転…横にずれるようにすり足で移動…など、体術の修練と思われる物を行っていく。
 数分かけて、終了…その後、足跡をみて、円から出て無いかを確認…何回か出ていることに気付いて、一寸気落ちしたっぽいかお。

 「今のは…良彦の納める武術の動きか?」

 「あぁ…本当はこれの半分の円で、あれ以上の動きできないといけないんだけど、まだまだだなぁ、ってね」

 「その年で、其処までできれば大したものだろうに」

 「つか、変な装置の時より動き良いんじゃねーか?」

 「今のは『捌き』だけだからな、『弾き』も入れると、腕も振る分色々と動きが変わるんだよ」

 「ふーん、体術関連はよくわかんねーな」

 「んじゃ、何か判るのかよ、ヴィータは?」

 「そうだな、こn「ヴィータ、主はやてが呼んでいるぞ」…ん、そうか?」

 「んじゃ、後でな良彦」

 「おう…所で、シグナムは何かやってるよな、とりあえずずっと隙が無いし」

 「あぁ、私は剣をな」

 「そっかー…そのうち模擬戦してくれないか?」

 「まぁ、今度な…そろそろ、食事ができるぞ、戻ろう」

 「おうっ」

 戻ると、ダイニングのテーブルには鍋が置かれている。

 「おかえりー、人数多いし、すきやきにしたで」

 「へー、美味そうだな…てか、これもしかしてはやてが?」

 「私もお野菜とか切りましたよ」

 「味付けとかはわたしやな、其処座ってや」

 開いてる椅子に座らされ

 「ほな、どうぞ」

 すきやきを椀に持って差し出してくれる。

 「いただきますっ」

 皆にいきわたった所で、声が響き、皆で食べ始める。

 「うぉ、うまっ、美味いな、これ」

 「あたりまえだっつの、はやての飯はギガうまなんだからな」

 「えへへ、そういってくれると嬉しいナァ、お代わりもあるから、たくさん食べてや」

 「おう、んじゃ、お代わり頼む」

 「はい、どうぞ」

 シャマルがご飯を、はやてがすき焼きを取ってくれる…和やかに食事は終了。
 ヴィータははやてといっしょに片付けしに台所へ。

 「では、良彦君お風呂さきどうぞ」

 「ん…いや、俺汗かいてるし、後でいいよ」

 「だめですよ、お客さんなんだから遠慮しちゃ…はいいきますよ」

 シャマルにつかまれずりずりと引っ張られていく。

 「ちょ、まっ、
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