本当は強いのにフルパワーを出さないお兄さんキャラはウザい
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とニコニコ微笑みながら嫌味をいう朱乃さん
「何のようかしら?」
「XANXUSがいい加減にフィールドを決めろと
余りにも忙しいので夏休みを後日取ることにしました」
夏休み!?
ヴァリアーには夏休みが有るんですか!?
「っで、フィールドの方は?」
「あーそれについてなんだが
後日行われる社交界でな、カテレア達に直接な」
ッチ、クエナイカラス
聞こえてますよ、舌打ち
それよりもそんな事初めて聞きましたよ
「予想通りと言うべきか
皆さん成長していますが雑魚のままですね
まぁ、中二病患者が作った時代遅れな修行をしているから
当たり前と言えば当たり前な事ですが」
そう言うと亜空間からエアーバイクを出した
「まぁ、このままだと
例え4大魔王全員が出ても確実にヴァリアーが勝ちますね
基地ユニットの時点でこの低たらく、アマチュアとプロの違いですね」
アマチュアとプロ
恐らく朱乃さんの言っているアマチュアとプロは
レーティングゲームでのアマチュアとプロじゃなく
軍人としての訓練か遊びでのゲーム、レーティングゲームとチョイスは違う
基地ユニットに付けて良い機械は基本的にサイズさえアウトなら転移以外は何でも有り
「あ、もう一つ仕事が有る事を思い出しました」
そう言いオレンジ色の炎が灯る紙を見せた
紙には何処かの国の言葉が書いている
いったい、何処の国の言葉でしょう
「イタリア語か?
チョイス参加者が戦闘により死亡した際
何らかの異議の申し立てを全面的に却下する…おい」
朱乃さんを睨むアザゼルさん
死亡って、
「コレは若手悪魔全員に書いて貰います
コレを書かなかった方はチョイス参加権は有りません
チョイスはレーティングゲームと違います、どちらかと言うとFPSに近いです」
そう言いオレンジ色の炎が灯る誓約書を置く朱乃さん
「こんなの書けるわけ無いじゃない!
死亡って、大怪我をしたら強制的に退場」
部長が文句を言い出しましたが
「血液が流れている生物は
心臓が止まったら死ぬではないんです
脳に血液が流れなくなった、もしくは脳が損傷して死ぬんです
まぁ、口で言って分からないようなのでそれに近いのを見せましょう」
シュコ
サイラオーグさんの顎に左フックを決める朱乃さん
近接戦闘専門の私からみればあんな攻撃じゃ絶対に
バタン
…え
「サイラオーグ!?」「『サイラオーグ様!?』」
ビクビク
部長や眷属の方達は気絶して痙攣を起こしているサイラオーグさんを介抱した
「朱乃、貴女いったい何を!」
「なにって
ただ、単に顎を殴っただけです」
「嘘言わないで!
サイラ
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