暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜黒影の死神〜
無印編
『第六話』
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
と美由紀さんの話を遮り恭也さんは二振りの小太刀型の木刀を構える


「もう、せっかちなんだから恭ちゃんは」


そう言いながらも恭也さんと同じ二振りの木刀を構える


「まぁいいじゃないですか、俺もあまり時間はないわけですし」


俺も包んでいる布をとった模擬大鎌を軽く握り構える
道場内に少しばかりの静寂が訪れる


ギシッ


床が軋む音がしたとたん


「「「っ!」」」


三人が同時に前に飛び出した










 <(_ _)> 模擬戦中、しばらくお待ちください <(_ _)>










「はぁはぁはぁはぁ―――」
「今回も駄目だったか…」
「そうですね、速さは申し分ないのですがその分正確性が落ちてますね。その速さも十分脅威ですが、そこが改善されればもっと強くなるかと思います」


模擬戦が終わり俺は恭也さんと模擬戦について話し合う
美由紀さん?すぐそばで床に這いつくばってるが?
模擬戦の内容は時間無制限の1対1対1のバトルロイヤルだ
今回の結果は美由紀さんが最初にダウンしてそのあと恭也さんを俺が倒して勝った


「―――とすればいいかもしれませんね」
「わかった、今度試してみる……で、美由紀大丈夫か?」
「……………」
「…美由紀さ〜ん?起きてますか〜?」ツンツン
「……………」


恭也さんと俺がいくら声をかけても返事は帰ってこないで黙ったままだ。
これではまるで、そう……


「ただの屍のよ「私死んでないよ!?」……起きてるじゃないですか」


俺の声を遮り美由紀さんがすごい勢いで起き上がる


「キツイの!疲れたんだよ!!というか毎回毎回なんで拓斗君は平気なの!?」
「鍛えてますから」
「それじゃ説明つかないよ!?」


まだ小学3年だしな、納得はいかないだろう。

だが


「これが現実です」
「だよね……」


俺の一言に床に手をつきうなだれる美由紀さん
その様子に俺は


「アハハ……」


笑うしかできなかった


「拓斗、そろそろ時間じゃないか?」


恭也さんに言われて壁に掛けてある時計を見ると既に6時半を過ぎていた
それを見て慌てて胴着を脱ぎ去りジャージに着替え、とっておいた布を大鎌に包む


「俺帰ります!ありがとうございました!!」


そういいながら出入り口に行き靴を履く


「あぁ、じゃあな」
「また明日ね、拓斗君」


そして二人の言葉を聞きながら道場を後にした





 恭也side

「おはよう!お兄ちゃん、お姉ちゃん、ご飯だよ!」
「おはよう、なのは
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ