暁 〜小説投稿サイト〜
この明るい星空の下で。
永遠の命をもたらす時計、黒椿。

[8]前話 [2]次話
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・水上。もうわかってんでしょ?あいつが十六夜じゃないってこと。」
「・・・・・・・・・・・はい。」
「じゃあ、早く行きなさい。
十六夜の体を奪われても良いの?」
「・・・・・・・」
「奏くんは私のものじゃなかったの」
私は走り出した。
「お土産は酒ね!」
「はい!って生徒をパシらないでください!」
私は突っ込みをいれながら一階に降りて先輩達を呼んだ。
「悟さん!佑香先輩!奏くん居場所がわかりました!」
「本当か!?」
「レッツゴーだ!」
私達はドアを開けて寒空の下を駆け出した。
「奏くんは十六夜家にいます!」
「分かったよ!ダッシュだ!こーはいくんは私が取り返すのだ!」

////////////////

「・・・・・十六夜一葉さん」
私達は玄関まで来ていた。
「よく分かったね。」
「奏くんを返してください!」
「弟くんは帰りたく無いみたいだよ。」
「・・・・・・・・」
「!!こーはいくん?」
「・・・・いや奏じゃない。こいつは・・・・」
「久しぶり、お兄ちゃん。」
「「!?」」
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ