閑話 Merry Christmas!
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通りにやっていますというのは阿呆の言う事だって言ってるだろうに!」
「アハハ、アハハ――――なんだよ、それ!馬鹿ばっかじゃん!」
「マニュアルが悪いというわけではないと思うが……」
「日本酒って結構きついのな」
ネオが部下たちに対して文句を言い、それに対してアウルが笑い、エミリオは酒をチビチビと飲みながらツッコミをする。ダナは一人話に加わらず少し離れた所で酒を飲んでいた。
――――三時間後――――
「俺だってよ……誰も死なせたくなんかないんだよ……何で先にいなくなっちまったんだよ。スティング、ステラ〜」
「汚名卍解!なんちゃって、アハハハッハ――――」
「名誉挽回の間違い……いや、それ以前に挽回の字も……ウプ……」
「お前ら、確実に酔ってるよな……もうやめた方が良くねえか?というか、エミリオ……吐きそうならもう止めとけ」
酔いも回ってきたのだろう。ネオは泣き上戸の状態でエクステンデットの二人が居なくなったことを悲しむ。それに対してアウルは最早笑い上戸と化しており、話を聞いていたエミリオも変わらずツッコミをするが吐きそうになっていた。
――――五時間後――――
「我が世の春が来たァァァ――――――!!!」
「アハハ、誰かゾオン系の幻獣種でも持って来いよ!アハハハハハ――――」
「この気持ち悪さは……ウェ……コーディネーターのせいだ……だからコーディネーターは、殺す」
「…………」
一人離れた所でダナは様子を眺めながらこう思った。駄目だこいつ等、と――――これが原因で、ダナはファントムペインの部隊を裏切り、議長につくことを選ぶのだが、それはまた別の話である。
◇
こじゃれたバーでフロートのカクテルを飲みながら一人でいることを楽しんでいたマーレは、ハイネが偶々同じバーに来たので話しかける。そうやって雑談を交わしながら彼らは酒を楽しんでいた。
「――――そう言えばお前は何かクリスマスプレゼント貰ったのか?」
「俺達は大人だって割り切れよ、出ないと――――死ぬぞ?」
妙に煤けた様子を見せながらハイネは痛ましげな表情で虚空を見つめる。スライスオレンジをのせたスクリュー・ドライバーを飲みながらである為、非常に絵になる構図であり、事実周りの女性客の目を惹いているのだが話している内容が虚しいだけにマーレは微妙な表情をする。
「ハイネ……お前、プレゼントもらえなかった事がそんなに悲しかったのか……」
「プレゼントもらえなかったから言い訳してるわけじゃねえさ……こ、子供とは違うんだよ…子供とは……」
「いや、無理すんなって」
(誰に対してかは知らないが)やはり少しはプレゼントが来ることを期待していたのだろう。ハイネは
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