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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0473話
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の存在が見つけ出したのがちょうどその事件の時だったし。

「こっちにも色々と伝手があってな。だが、オルレアン研究所か。そっちの方に関しては全くノーマークだったな。テスラ研に侵入して何も無かった場合はそっちを当たるとしよう」

 取りあえずテスラ研のイベントが起きるまでは俺の知ってる歴史通りに進んだ方がいいから、バルトール事件については黙っておいた方がいいんだろうか? ……だがその前に。

「ところでミロンガとか言ったか。いい機体らしいじゃないか」

 ポツリと呟いたその言葉に、ガン・ルゥとストライクダガーの取説をパタンと閉じて視線をこちらへと向けてくる。

「まぁ、ヒュッケバインMk-Vの保管場所を突き止めるくらいですもの。ミロンガの件を知っていてもおかしくはありませんわね。それでミロンガをどうしたいのですか?」
「噂を聞く限りじゃ、運動性能が高すぎて普通のパイロットではまともに扱えてないと聞くが……シャドウミラーの実行部隊隊長だった俺に使わせてみる気はないか?」
「貴方に……? いえ、確かにイスルギやウォン重工業のテストパイロットではミロンガの性能を十分に活かす事が出来ないと聞いています。それなら確かに……でも、何で急にそんな事を?」

 余程昨日の鵬法璽の件が堪えたのだろう。俺の本音を聞くまでは決して納得しないという顔をしている。まぁ、こんな申し出をしたのはそれ程複雑な裏がある訳じゃないんだがな。

「今回の件に関して言えば、特に裏はないな。単純に俺が使える機体が欲しいだけだ」
「ですが、アクセルには専用機があった筈では?」
「確かに俺の専用機はある。それこそ、誰が見ても一発で俺が乗ってるというのが分かる程に明確な専用機がな」

 そう。良くも悪くも前の大戦で俺の機体は目立ちまくってしまった。おまけに地球圏最強の部隊でもあるヒリュウ改とハガネ――いや、最終決戦時はクロガネだったが――相手に殆ど一方的な勝利を何度も得てきた。そんな機体だけに、もし使ったとしたら悪目立ちしすぎるだろう。強敵と戦う時にはグロウセイヴァーを使うしか無いにしても、普段の行動はなるべく秘密理に運ぶのに越した事はない。
 ……まぁ、どのみちリョウト、ブリット、アヤの3人と接触すればその時点で俺の正体は知られてしまうんだから少しの時間稼ぎにしかならないんだが。

「かと言って、目立たない……つまり普及している機体だと俺の手持ちで使えそうなのはガーリオンか、ガーリオン・カスタムくらいしかない。まさかエルアインスを使う訳にもいかないしな」

 エルアインスは俺達シャドウミラーと言う存在のせいで抹殺……いや、黙殺されたに等しいからな。機体性能的に言えばミロンガと同等か、あるいはもっと上だと思うが。
 俺の説明を聞き、1分程何かを考えていたミツ
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