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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百三十話:モンスターのお食事の件
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せん、これだけのことでわざわざ来て頂いて」
「いいのよ!私が来たくて来たんだから!ドーラちゃんたちに何かあったら最優先で呼んでって、おじいちゃんたちに言ってあったからね!」
「うむ。これで呼ばねば、儂が酷い目に遭うところじゃった。ドーラ嬢は、何も気にするに及ばんよ」
酷い目って、なにそれこわい。
え、なんでそんなに気に入ってくれてるの?
そんな気に入られるような何かをしてたっけ?私。
「もー!おじいちゃんたら、余計なこと言わないでよ!ドーラちゃんに怖がられちゃうじゃない!」
「おっと、これは失礼した。まあ、言葉の綾じゃて」
「ドーラちゃん!私はそんなことしないわよ?セクハラで引退だって、ただの自業自得だし!何もしてない人に、そんな酷いことしないから!」
「だ、大丈夫です。わかってますから」
何気に師匠の処分に関わってることを肯定されたような気がしなくも無いが、私に害は無さそうというか、かなり好意的なのはわかったので、十分です。
「それじゃ、ご厚意に甘えて。何かあれば、また頼らせて頂きますね」
「ええ!いつでも、呼んでね!もう少ししたらオラクルベリーのおじいちゃんも代替わりするから、そうしたらあっちにも来てもらえるし!いいわよね、ヘンリーくん?」
「……次のじいさんは、大丈夫なんだな?」
「大丈夫よ!今回は特にそこを重点的に審査したから、間違いないわ!」
そして審査って。
やっぱりイナッツさん、相当偉いんじゃ……。
「それじゃ、今回はこれで帰るわね!代替わり前で、私もちょっとだけ忙しくてね。でも、いつでもドーラちゃんが最優先だから!遠慮しないで、絶対にまた呼んでね!あ、ネットワークの件は、本当に内緒にしてね?お使いとか、頼まれちゃうと面倒だし!頼まれても、そんなの突っぱねるけどね!」
「あ、はい。わかりました」
「それじゃ、元気でね!ドーラちゃん、ヘンリーくんに、モモちゃんたちも!」
「はい。イナッツさんも、お元気で。どうもありがとうございました」
明るく言い置いて奥に消えていくイナッツさんを、見送ります。
忙しいなら無理しなくても、と言う前に先回りされてしまった。
私が最優先って、何でだ。
「ふむ。ならば、儂にももう用は無いかの?」
「そうですね、今日のところは。お世話になりました」
「なんの。こちらこそ、美味い茶と珍しいモンスターたちとの有意義な時間をありがとう。用は無くとも、また寄ってくれるかの」
「はい。近くに来た折には、ぜひ」
「ふむ。では、気を付けてな」
じいさんに見送られて、モンスターじいさんの事務所を後にします。
「さて!モモがなんでも食べられるってわかったことだし!お店を覗いて、食べ歩きでもしよっか!」
『
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