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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
もはや何でもありな私であります
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だが…

「ふぅ、!?なっがぁ!?」

今度はその青年に取り付き身動きが取れなくなってしまった。

「艦長!」

「いけぇ!大丈夫だ!必ず戻る!行くんだ!」

「くっ…………絶対帰って来いよ!クライド!」

「当たり前だ!」

カーターは転移していった。

「…………しかしこれは、っく……外せないか」

何とかもがいて脱出を試みるがうまくいく気配がない。

とそこに

『各員へ通達。イージス艦長を囮とし、速やかに我が艦へ転移を開始せよ。
尚、イージス艦長はそのまま足止めを命令する。』

という内容の通信が入った

「まさか………こんなことになるなんてな…?(プライベート通信?」

『やあ、クライド・ハラオウン艦長…気分はいかがですかな?』

「やはり貴様か、マルカス諜報議長!」

『ふふっ、君は色々と知りすぎてしまったのだよ…それこそ、闇の書の真実、とかね』

「やはり管理局が絡んでいたのか!」

『あーあー、残念なことに君と話している時間は余り無いんだよ…
まぁ少ない時間の中、家族への時世の句でも唱えておくといいさ。
なに、安心したまえ。
君の息子、クロノ君と言ったね?
その子には母と共にしっかり管理局の忠犬にでもなって貰うからな!
はっはははははは!"ブヅっ"』

「くっ…………ダメなのか…本当に終わるのか……!
まだ息子の約束を果たしていない!リンディとの食事だって!」

そこに最後の通達が入った。

『上層部より通達。
足止めを勤めたクライド・ハラオウン艦長は殉職された。
これより闇の書を破壊すべく、アルカンシェルの使用を推進。
速やかに破壊せよ!』

処刑と言う名の通達が。

「……………済まない、リンディ…クロノ。
約束が果たせない事は心残りではあるが…
クロノ…りっp「最後まで諦めなければ……」!?誰だ!」

触手に絡まる青年は辛うじて頭だけを声のした方へ動かした。

するとそこには高校生位の少年が立っていた。











「最後まで諦めなければ…「誰だ!?」」

さっきの通達を聞いた。

もってあと5分程度だろう。

恐らくこいつがクライド・ハラオウン。

クロノ、リンディの依頼対象だ。

クライドが苦しそうにしながらもこちらを向いている。

「最後まで諦めなければ、必ず何らかのアクションが起きる。
それが吉であれ凶であれ、お前さんが強く願う意思によって、行動によってどちらかに傾く。
今のあんたには2つの選択肢が掲げられている。
"生きる"か"死ぬか"だ。」

「…………君は、一体……」

「答えろ。答えたら救う序でに話してやる」

「生きたい、
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