銃口と軽薄な動きたがり
[5/5]
[9]前 最初 [1]後書き
頭から抜ける」
峰年は反省する素振りを見せずに言った。
モアイ子の視線にふと、白いものが見えた。
「雪…?」
仙翁は呟いた。
「そのようだな」
峰年はゆっくり手を広げた。
雪が少しずつ空にまぶされていく。視界が僅かに白くなっていく。
「…ホワイトクリスマスなんていうのは、片想いか両想いの人がつくったに違いない」
峰年が呟いた。
今日はクリスマスではないが、モアイ子はつっこまなかった。
それから沈黙が続いた。峰年は黙ることにしたらしい。
百貨店を出てもその近くにはリースがかかっていた。そういえば駅の中に雑貨屋があったとモアイ子は連想する。
モアイ子は3日後にひかえた兄の誕生日プレゼントをどうしようか、1人で思考を巡らせた。
[9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ