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とあるの世界で何をするのか
第八話  今後の展開を考えて下準備 その1
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分にある。

「行ってきます」

 早速、準備をして出掛ける。学園都市内交通機関のバスや電車、モノレールの乗り方は土御門さんに教えてもらっているので、今回は徒歩ではなくバスで移動した。

 駅前の家電量販店で携帯型音楽プレイヤーとメモリーカード数枚を買って帰ると、レベルアッパーを入れるメモリーカードだけに分かりやすい目印を入れる。と言っても、赤のマジックペンで周りを塗っただけだ。後はパソコンからレベルアッパーをメモリーカードにコピーして、メモリーカードケースに入れておいた。

 レベルアッパーを使うと能力強度が上がる代わりに意識不明に陥ってしまうので、使うかどうかは置いといて、曲の解析だけは進めておこうと思う。

(アリス、レベルアッパー製作者の木山春生が発表した論文を集めてくれるか?)

(うん、分かった。……結構たくさんある。ネット上で公表されているものが112件、公表されてないものが21件ある)

 思ったよりも多い。しかし、この学園都市の研究者ならそのぐらいは書かなければならないのだろう。

(確かに多いな、共感覚性に関する論文にしぼるとどのくらいになる?)

(それなら17件、全部で1226ページ)

 全体数から考えれば意外としぼれたと思う。この程度ならまだ時間もあるし、目を通すことぐらいは出来るだろう。共感覚性に関する論文は全てパソコンに入れておき、時間があるときに読ませてもらうことにしよう。

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