傘に籠められた怨念*00話
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20XX年6月某日
某駅構内
「え…雨?」
川瀬望未はため息混じりにつぶやいた
「早く帰らなきゃなぁ…」
バス停にはバスが停まっておらず、タクシー乗り場は人であふれかえっている
望未は一児の母で、都内の中学校で教師をしている
夫も教師をしているが、今は家庭内のトラブルで別居中だ
望未の一人息子の悠哉は中学三年生で、受験生と呼ばれる位置に属している
「悠哉、待ってるかなぁ」
望未は家に向かって歩き出した
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