第十問学園長の本当の目的
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
清涼祭二日目僕は、雄二に連れられて学園長のところに来ていた。
雄二「さて本当のことを教えてもらおうか?」
明久「本当のこと?」
雄二「ああ、まずおかしいと思ったのは、あんたが条件を出したときだ。あんたは、賞品として出されているチケットを回収しろといったでも普通は、俺らより高得点者に頼むはずだ。でもあんたは、俺とバカの明久に頼んだ」
こいつ今さりげなく僕をバカ呼ばわりしたな。あとで殺す 。
雄二「それに予選決勝の対戦表の組み直しもう言い訳は、できねぇぞババァ」
雄二の問い詰めにババァは、ため息をついた。
ババァ「まさかそこまでわかるとわ正直驚いたよ。ああ、そうさチケットなんてどうでもいいのさ肝心なのは、もうひとつの賞品白金の腕輪をあんたらに勝ち取って欲しかったのさ」
明久「勝ち取る?回収じゃなくて?」
何で?学園長なんだから普通に回収するか優勝者に譲ってもらうとかできなかったのかな?
ババァ「不具合があったのさ。高得点者が使った場合暴走するかもしれないからねだから優勝できるバカが必要だったのさ」
雄二「なるほどなデモンストレーションなしで回収したら腕輪が本当にあるのか怪しくなるそれにデモンストレーションで暴走しても悪評が出回るだったらバカに優勝させるのがいいってことか」
今の雄二の言葉で少し分かった。だったら予選決勝の対戦表の組み直しは、何でしたんだろう?相手が喧嘩しなかったら僕達は、負けていたのに
雄二「それに他校の経営者と内通者が二人いるって噂を聞いたがそれも関係あるだろ」
ババァ「ああ、教頭の竹原が最近師走学園に出入りしていたって話を聞いたしそれに三年の常村と夏川に話しかけていたって聞いたからね多分間違いないね」
つまり常夏コンビに優勝させたら駄目ってことかやっとわかってきた。でも二人の話には、全くついていけない。まぁでも僕達が優勝しなければならないってことは、分かった。
一真「クソババァ!!!設定切れよ!!!」
話していたら一真が乗り込んできた。
ババァ「別にいいじゃないかそこのバカも同じ条件なんだから」
ん?同じ条件?
明久「なんのこと?一真?」
一真「俺の召喚獣観察処分者と同じように物理干渉できるんだよ」
雄二「なんで一真の召喚獣観察処分者と同じなんだ?」
一真「なんでってこのババァは、俺の従兄弟の母の姉だ」
「「ハァ?!」」
鉄人や他の先生が一真に敬語で話す理由が分かった。一真は、学園長の妹の娘の従兄弟の子供だから一真の言葉で先生の首が簡単に飛ぶから失礼の無いようにしてたのか。
雄二「一真とババァの関係を逆に追って余計に子供を付け足している明久は、放っておいてなんで一真の召喚獣が物理干渉できるんだ?」
ごめん泣きたくなってきた。
一真「めんどい実験に付き合わされて… 」
和子「一真?
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ