第十五話 副将戦!大河対カグツチ
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を持つブーメランスクエアーを土壇場で掴み取った大河。
カグツチは凄まじいスピードで吹き飛ばされスタジアムの壁を貫き、更にスタジアム自体を貫き外へ投げ出されてしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
会場中が唖然としている最中左腕を構えた大河。
するとレフェリーが・・・
「し!勝者!高嶺大河!!」
大河の勝利宣言と共に会場中が熱狂で包まれるとその場にへたり込んでしまった大河。
「はぁ・・・はぁ・・・」
全ての力を使い切ったのか大河はその場で耐えようとするが会場を突き抜けたカグツチが闇の小宇宙を消滅させながら大河に向かってきた。
大河は再びファイティングポーズをとろうとするがカグツチは笑みを浮かべた。
「ふふ・・・安心しろ・・・私はもうすぐ消滅する・・・だが・・・これで確定した・・・カイザーナックルは貴様の手に渡った・・・この先・・・闇闘士は貴様を狙い続けるだろう・・・ふふふ・・・はははははは!!」
高笑いをしながら消滅するカグツチ・・・だが大河は胸に決めた。
「上等だ・・・受けて立ってやる・・・カイザーナックルは・・・絶対に悪用させねぇ!!が!!」
体力を使い切った大河は意識を手放し倒れ込もうとするが澪が誓いの旗で受け止めた。
すると大河の拳のカイザーナックルが外れ再び星となっていった。
それを見た澪は・・・
「虎・・・あんたまだカイザーナックルに認められたわけじゃないみたい・・・」
そう言って大河を誓いの旗で包み込みリングサイドに下ろそうとすると闇闘士でのこされていたニニギがリングに上がってきた。
「まだだ!まだ終わってねぇ!ここでお前らを全員倒し!俺がカイザーナックルを貰う!」
全員が倒れてしまった今の状況ではもはや戦える戦士が居ない黄金のJr.
澪が疾風の身体に残されていた鋼鉄聖衣をかき集めリングに向かおうとすると竜児が止めた。
「ちょっと!」
「下がってろ」
拳にバンテージを巻きボクシンググローブを装着しリングに上がる竜児。その光景に唖然とする澪と黄金のJr.達。
「へへ・・・正気かよおっさん!」
現役を引退した竜児を甘く見るニニギ。
だが竜児は挑発には乗らなかった。
「6人までなら誰が出ても良かったんだよな?・・・なら俺が飛び入りで出るよ」
「上等だぜ!高嶺竜児を倒せば!俺の名が上がる!」
ニニギが竜児に殴りかかろうとするとき!
竜児の身体から発せられた龍の覇気がニニギの拳を止めてしまった。
「な!何だこれは!この男の覇気は・・・格が・・・格が違いすぎる!!」
竜児の背後に浮かび上がる龍に恐れすら感じるニニギ。
すると竜児は左拳を構えた。
「悪いけど・・
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