第四話
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
呉に決定だな」
「……はぁ……しんど……」
俺は今、馬に乗っていた。
流石に馬無しでは足が持たないから途中の町で、馬商人から馬を一頭購入した。
「馬だとやっぱ楽だなぁ……」
ビュンビュンッ!!
ドスドスッ!!
「ヒヒィーンッ!?」
「うわッ!?」
な、何やッ!? 馬がいきなり暴れだした…… て、尻のところに矢が二本だと?
「ヒヒィーンッ!!」
「うわッ!?」
俺は投げ出されたけど、咄嗟に受け身をとっていたせいで傷はなかった。
「へっへっへ………」
すると、草むらから十数人の山賊か盗賊と思わしき奴らが現れて、俺の周りを囲んだ。
「兄ちゃんよ。有り金と服は置いてってもらおうか?」
「……フッフッフ。だが断るッ!!」
こらそこ、ジョジョとか言うな。
「なら死んでから奪うまでよッ!!」
盗賊達はそう言って俺に襲い掛かる。
「お前らが死ねッ!! 目潰しッ!!」
『ギャアァァーーーッ!!』
一斉に襲い掛かろうとしていた盗賊を砂を投げて、慌てている隙に倒していく。
「な、何だコイツはッ!!」
「お頭を呼んでこいッ!!」
「まだ終わってないぞッ!!」
「グェッ!!」
俺は袈裟斬りで盗賊を倒す。
「何をやっているッ!!」
その時、正面に大金棒を持った女性が現れ た。
………あれって確か……。
「私は魏延、字は文長だッ!! 潔く死ねッ!!」
魏延は俺にそう言った。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ