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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第205話】
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低く沈め、体重移動させた。
その瞬間、リーダーの男は勢いよく吹き飛び、壁へと叩き付けられる。
「グハァッ!? ……て、てめ……ぇ……ッ」
「あ、兄貴――」
ショットガンを持った手下は、信じられないといった表情で壁に吹き飛ばされたリーダーを呼ぶその一瞬――。
「シャル!!」
「了解!!」
シャルに声をかけると、手下の顔面に交差するように俺とシャルの蹴りが左右同時に炸裂した。
キレのある一撃と重い一撃に、一発ノックアウトされた手下はそのままダウン――前のめりに倒れた。
「く、クソォォッ――」
残った手下Bが、サブマシンガンを構えようと動く――。
「ヒルト! 一気に行くぞっ!」
「OK! 俺に任せなよ、これがなぁッ!!」
互いに声を掛け合うと、まるでシンクロするかのように俺とラウラは同時に動き、残った手下に迫る――。
照準をつけてる間にまず、先に懐に入ったラウラが屈んで足払いをし、手下が体勢を崩した所をサブマシンガンを持つ手に俺は蹴りを入れ込む。
強烈な一撃に、手下の叫びにもならない呻き声をあげた。
――と共に、サブマシンガンを落とすと更に追撃の一撃に、その場からラウラは相手の顎にサマーソルトによる蹴りの一撃。
残った手下は完全ノックアウト――ソファーに倒れこんだ。
そして、ふわりと空を舞ったラウラは見事に俺の腕に収まるようにキャッチ――俗に言うお姫様抱っこ状態で俺に抱えられた。
そんな状態のラウラは、目をぱちくりさせて俺を見上げると徐々に自分がされているお姫様抱っこの状況に気付いてか――。
「な、な、――ば、バカ、早く降ろせッ!」
「ん。 承りました、お嬢様」
そう告げてそのまま降ろすと、ラウラが――。
「……し、しまった……。 せ、せっかく嫁がお姫様抱っこしてくれたというのに……はぅ……」
そんな感じにめちゃくちゃ落ち込むラウラのその姿は、また可愛かったりする。
「……ラウラだけズルい……。 僕だってヒルトに抱き抱えられたいのに……」
ぶすっと頬を膨らませながらそんなことを小声で告げるシャル。
……気にはなるが、とりあえず無力化した三人の様子を見ないと。
「二人とも、あの三人調べるぞ。 ……後は、縛れる物で縛って終わりだ」
「そ、そうだね」
「む。 了解した」
二人は気絶した手下から武器を奪うと、サブマシンガンからマガジンを抜き取り、明後日の方向へ投げ捨て、ショットガンも奪うと店内奥に置いた。
「……とりあえず弾装等は没収したよ」
「こちらもだ。 サブアームに拳銃で
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