第156話 殺人犯
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は苦手で・・・」
ル「何言ってるのよ!ユモは格闘技もやってるから怪しい奴なんてあっという間に殴り飛ばしちゃうじゃない。」
ユ「・・・・・」
私の言葉にユモは何も言えなくなった。私は頭を下げて手を合わせると、
ル「ユモ、お願いっ!!」
すると、ユモが小さくため息をついた。
ユ「しょうがないな〜。」
ル「一緒に来てくれるのっ!?」
ユ「うん。」
私はユモの手を握ると、
ル「ありがとう!ありがとう!ありがとう!」
ユモの手を思いっきり上下に揺すった。
ユ「ル、ルルルーシィ、おお落ち着いてっ!!」
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そして、今日がミハル王女の誕生日。私は豪華客船の前でユモと待ち合わせをしているんだけど、人がたくさんいて思うように豪華客船の前まで行く事が出来ない。すると、誰かのドレスの裾を踏んじゃったみたいで、
ル「キャア!!」
私は人混みの中で盛大に転んじゃった。は、恥ずかしい//////////すると、
?「大丈夫ですか?」
私に手を差し伸べてくれた。顔を上げると、ワインレッドの少し長い髪の毛に緑色の瞳、ピシッと格好よく着こなした黒いタキシード姿の私と同い年くらいの男の人がにっこり笑っていた。
ル「あ、ありがとうございます。」
私はその人の手を握って立ち上がる。男の人は私のピンク色のパーティドレスに付いた土を掃ってくれた。
?「怪我はありませんか?」
ル「大丈夫です。あなたも、ミハル王女の誕生日パーティーに?」
カ「はい。僕はカイト。君もパーティーに?」
ル「はい。あ、私はルーシィ。」
カ「ルーシィさんか。急いでたみたいだけど・・・」
あ、そうだ、ユモと待ち合わせをしているんだった。
ル「実は、友達と船の前で待ち合わせをしていて。」
カ「なるほど。よかったら、僕がそこまで一緒に行きますよ。」
ル「じゃあ、お願いします。」
カイトは私の手を取ると、船の前まで引っ張ってくれた。この事はリョウに内緒にしておかなくちゃ・・・!
カ「ルーシィさん、着いたよ。」
いつの間にか私は船の前にいた。その近くに水色と青のパーティードレスを着たユモの姿が見えた。ユモも私に気づいたのか、こっちに向かって走って来た。ドレス着てるのに、よくあんなに速く走れるわね・・・
ユ「ルーシィったら遅いよ。どうし・・・!」
ユモは私の隣にいるカイトを見て青い顔をすると、
ユ「ま、まさかルーシィ・・・二股してたのぉっ!?」
ル「違うから
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