第156話 殺人犯
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ミズナラ城に「1週間後のミハル王女の誕生日に、ミハル王女の命を頂きに参上する。」ってゆう宛名のない手紙が届いたの。黒い紙に赤い字で書かれた手紙がね・・・」
く、黒い紙に、赤い字・・・そ、その赤い字って・・・血じゃないよね・・・?
ル「で、そのミハル王女の命を狙う人間から、ミハル王女を守る為のボディガードを募集中って事ですか?」
ミ「そうよ。」
私は手に持っていた依頼用紙をテーブルに置く。
ル「こ、こんな危険すぎる依頼、私に出来ませんっ!!」
ミ「報酬こんなにいいのに?」
ル「うっ・・・」
私は依頼用紙に書いてある報酬の額を見る。1000万J・・・1000万J・・・私の頭の中を1000万Jがぐるぐる回る。・・・私は依頼用紙を手に取ると、
ル「やっぱやりますっ!!」
たぶん、今の私の目は¥になっていたと思う。
ミ「それじゃあ決まりね。でも、その依頼には条件があるのよ。」
ル「条件?」
ミ「依頼用紙の一番下を見て。」
私は依頼用紙の一番下を見る。そこには【※ボディガードの条件 15歳以上20歳以下の女性2人】と書かれていた。
ル「どうして15歳以上20歳以下の女性2人なのかしら?」
ミ「ミハル王女はお父さんと弟と執事以外は極度の男嫌いなの。それに、あまり年下の人や年上の人の事は好きじゃないみたい。しかも、あまり人が大勢いるところは好きじゃないみたいなの。」
ル「なんてわがままな王女様なの・・・ていうか、人が大勢いるところが嫌いなのにどうして戦場パーティなんかやるのっ!?」
ミ「アリシア家の誕生時パーティは、先祖代々必ず船上でやるらしいの。」
このミハル王女も大変なのね。あれ?ボディガード2人ってゆう事は、
ル「私の他にも、もう1人この依頼に行くって事ですよね?」
ミ「そうゆう事。ただし、条件に合ってる人ね。」
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ル「お願い!この依頼に一緒に来てっ!!」
私は条件に合うもう1人のボディガードになってくれるよう手を合わせてお願いしていた。その相手は・・・
ユ「で、でも・・・」
ユモだった。最初はエルザにお願いしたんだけど、生憎同じ日にマスターから別の依頼を頼まれちゃって、マヤは問題を起こすからダメ。ウェンディは15歳以上じゃないし・・・他にもカナやレビィちゃん、ミラさんやリサーナにも頼んでみたんだけど、皆用事とかあって全員断られちゃったの。で、最後の神頼みがユモになったって訳。でも、ユモは悩んでる。
ユ「わ、私、あまり人を守ったりするの
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