第三話 依頼終了……駄菓子菓子
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でしょうしそんな暴れられるより早く倒そうと思うので」
無自覚の売り言葉に大人達は無言でデバイスを構えてやる気満々の態度を示した。
あれ? 何かおかしなことを言ったかという風なスコールと実は内心で計画通りと大笑いしているハティと共に戦場が再び開かれる。
二人で同時に構え少年に向けての魔弾生成の魔力を練る。
各自の色の魔方陣が地面に浮かび、そのままシューターが環状型に前方に配置され、発射された。
それに対し巨大な十字架を盾のように構え、そのままスフィアに激突を選び
「ハティ」
『Yes』
「喰らえ」
『It obtains. 』
スフィアはそれこそ魔法のように消えていった。
「───」
驚きは一瞬、それこそ既に自分達の同僚が手も足も出ずに倒れている時点で色々と覚悟はできている。
ただ、次に続くガジャゴンとわざとらしく巨大十字架がスライドされ、素晴らしい笑顔が近づいて咄嗟に俺達は
「うわーーーーーーーーー!!」
普通にそのままお互い横に走った。
そしてその後に予想通りにドガガガガガガガッと端的に言えば背後を見れば超怖いことになっているというのが非常に解り易い光景が見れることを見ずに理解した。
『……ファック! 何だあのデバイス。魔力喰ったぞ意味わかんねえ! AMFか!? 金持ちか!?』
『叫びたい気持ちは重々理解出来るがいいから走れーーーー!!』
ぬわぁと二人で叫びながら逃げ、ようやく路地の入口にたどり着いて全身で安堵したいが直ぐに振り返って同じスフィアをもう一回発射した。
すると結果はやはり盾にまるで吸い込まれたかのようにスフィアが霧散されている光景であった。
『……どうなっていやがる……AMFの盾とかそんな感じなら間違いなくあんなん持ってたら術者にも影響は出るはずだろ? 盾の表面だけAMFか? それだと隙間からは狙い放題ってか?』
『そうだとかなり嬉しいが、そうであってもあの隙間から出る肉体じゃあ当たってもたかが知れているし、それくらずらしたら対処できそうしなぁ』
『おい! お前、えらい余裕っぽいけど俺は言っとくが射撃以外才能なんて欠片もねぇぞ! 俺のバインドこの前見せたろ!?』
『ありゃあ傑作だったなぁ。バインドに水をぶっかけたらまさか破れるんだからなぁ。全員で最高の演芸向き魔法って言って腹かかえて笑って乱闘になったなぁ……』
『現実逃避してんじゃねぇ!!』
いや、現実逃避もしたくなるだろうと思う。
さっきからガトリングガンか、とツッコミたくなるような弾幕にちょっと試しに自分が作ったスフィアを打ち込んでみる。
するといい感じに相手の弾に一対一でぶつかり合うようになって結果。
そりゃもう、こちらが作っ
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