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バカとテストと召喚獣ing
52限目 雄二
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いません。ちょっとトイレに、、失礼します」
 そして霧島の見合い相手とその父親が腹を押さえて顔を青ざめながらトイレに直行した

「ムッツリーニ、さすがだね」
「こんなの当たり前」
さっきの料理にムッツリーニは二人のだけに下剤を入れていた。いつやったのかは本人にしか知らない

そしてふたりはトイレを済ませトイレから場所まで結構あるためゆっくり歩いていた

「どうなの?父さん。行けそうかい?」
「任せろ。俺を誰だと思っている」
「にしても、あの翔子って女綺麗だね」
「少し我慢しろ。もう少ししたらお前の女だ」
「まさかこれが政略結婚だなんて思ってないだろ」
 もし雄二がこれを聞いたら怒りで飛び掛っただろう。
「これは内緒だぞ。もう少しでウチの会社も立て直せる。そうなったらあの女ともおさらばだな」

 もちろんこの会話は潜んでいたムッツリーニによって録音されていた

        ☆

そしていよいよ最後の料理となり、恐らくこの料理が終わったら本題に入るだろ

「さぁ行くよ。二人とも」
そして本格的に作戦決行した

『お待たせいました。最後の料理です』

そしてその料理をまた堪能していると

「すいません。本社からお二人にお電話が」
作業員からの言葉で見合い相手とその父親はその場から離れた。もちろんこの声は秀吉の演技である。二人を出すための。そして

バタッ
なんと残された母親が急に寝てしまった。もちろんこれはムッツリーニである。そして

「失礼します」
「これは明久君。どうしたんですか?」
「急にすいません。どうしても二人に聞いて欲しい事があるんです」
霧島家しかいない部屋に明久が現れ、さっきムッツリーニが録音したICレコーダを手渡して聞いてもらった

「これは本当なのかい?吉井君」
「はい、その証拠にここ数年鈴木財閥は赤字ですから。で、どうするんですか?」
「これは、、もうねぇ、あなた」
「ああ、この話はなかった事にしよう」
 その言葉を聴いて明久たちは退散した。そしてその後戻ってきて見合いはなしとなり霧島の両親は帰っていった。しかし翔子は残っていた

        ☆

「悪かった、翔子」
「ううん。ありがと、嬉しかった」
雄二と翔子が二人で残っていた
「昨日あんな事言ったけどよ、でも考えたんだ」
翔子は静かに雄二の目をみて黙って聞いていた
「お前は、俺の憧れなんだ。高みの花で、俺なんかじゃ一生届きそうもない。だからそんなお前が誰かに利用されるのは我慢できなかったんだ」
「うん」
すると雄二は急にモジモジさせて次の言葉を言おうとしない

「全くここまで来たら言うしかないのに」
「そうじゃのう。女々しいのう」
「、、、面倒くさい」
 

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