悲しい悲劇 第2話
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「今回の仕事は・・・陵駕、お前に任ずる・・・
しっかりやれよ・・・」
ざわめきだす辺りに・・・無表情で立っている陵駕。
そして、他のやつらが、自分の部屋に帰っていくのを見ずに去って行く。
陵駕の仕事は、黒井 雨の所に
長期間の仕事をすると言うことだったのだ。
そして、あの事故が起きたのだ。
陵駕は、雨にいつからか、恋心を抱いていた。
だが、陵駕は、心の片隅で・・・「死神」という現実を受け入れないと、
雨(ウルル)が死んでしまうかもしれない。
自分は、雨の前から消えなくてはならないと、思っている。
だが、自分が消えてしまったら・・・
雨(ウルル)は、生きて行けるのか?雨(ウルル)が死んだら、自分には・・・何が残るのだろう。
早く・・・気持ちを伝えるほうがいいのだろう。
今日、雨を呼び出そう・・・
気持ちが伝わらなくてもいい。ただ・・・雨に気持ちを伝えるだけでいい・・・。
「俺は雨の事が好きだ!」と、言うだけで満足だから。
そして・・・雨をイ〇ンの一階の本屋(未来〇書店)に呼んだ。
陵駕が着いて、10分後に、お茶を飲みながら雨が到着!
陵駕は、雨の汗が流れている頬に見とれていた。
それに気づいたように、声を出した。
「陵駕、どうしたんだ?いつもは、店とかに行きたがらないのに」
陵駕は、ハッとしたように、雨の顔をまじまじと見た。
その行動に気持ち悪がるんじゃなく、顔を赤く染めた。陵駕は、
「ここじゃ何だから・・・場所変える?」
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