第6章:女の決意・男の勘違い
第9話:人質としての身の振る舞い方講座
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ことだけです。大して効果は見込めませんけど……」
「それだけ!? もっとあるじゃろう……例えば、奥様と合流した後で今回の件を大々的に報告するとか……何せ奴は女王達と浮気中じゃろ! 奥様の雷が落ちるのは目に見えておると思うんじゃが?」
「はっはっはっ……最大に無駄ですよ。あの男に子供が何人居るか判りますか? ハッキリ言って本人にも判ってないですよ! 元の時代に多数……今の時代にも多数……そして異世界にも大勢居るんですよ! 本人が把握している子供で、奥様が把握してない子供は居ないでしょう。奥さんは旦那の浮気を100%理解してるんです……多分今現在も浮気中だと見積もってるでしょう! そんな男の浮気報告をしたって、鼻で笑われておしまいです」
何となく予想はしていたが、なんて夫婦だ……
それでも納得は出来ず娘等に視線を向けて目で尋ねてみる。
だが何奴も同じ反応で、哀れんだ表情で首を振るのみ……
こうなると、この鬱憤はバコタの阿呆にぶつけるしかないな!
ブライSIDE END
(ガーデンブルグ)
リュカSIDE
イェ〜イ! 初4P達成だぜー!!
アルテミアを何とか説得し、メリッサちゃんとシスター・ジュリエッタ(十字架を盗まれちゃったシスター)を交えて、ちょーハッスルしちゃったもんねー!
1本しか暴れん坊将軍が無いから、取り合い状態になっちゃったけど……
ベッドの上で3人の美女が行うビーチ・フラッグスみたいだったよ(笑)
まぁ優しい俺は、あぶれた美女にも指や口を使って楽しんでもらったけどね。
連中を盗賊確保に向かわせてから今日で4日……
とても充実した日々を送らせてもらいました。
とは言えそろそろ連中が戻ってくるはず。
俺は4日ぶりに服を着て身なりを整えます。
女王以下、メイドや兵士・女官達が名残惜しそうに眺めております。
モテる男はツラいゼぇ!
アルテミアが口を開き“まだ良いじゃん!”的な事を言おうとした時、女官の一人が部屋に入ってきて、『盗賊バコタが逮捕されました!』って告げてきた。
勿論、あの連中も凱旋しております。
これで俺達はこの国から出て行けるね。
天空の盾も貰う約束は済んでるし、これ以上俺の自由を奪われる前に退散しないとね。
でも連中には文句を言われるだろうなぁ……
“僕も沢山の洞窟を探索してたんだよ……一部分で(笑)”って言ったら、もっと怒るかな?
怒らないのはシンとマリーくらいだろう。
だってアイツ等も今回の原因の一つだからね(笑)
リュカSIDE END
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