第九問予選決勝
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僕達が参加している試召大会は、トーナメント制で行われている。それぞれA~Dブロックの予選を勝ち抜いた四組が明日の本選に参加できる。そして本選は、生徒以外の観客も見れる一般公開となっている。ちなみに僕は、A ブロック、姫路さんは、Bブロックとなっている。今日は、それぞれのブロックの予選決勝を残すのみなのだが……
雄二「ヤベーぞ!!明久!!突然今の生き残りで対戦表が組み直されるらしい!!」
明久「どういうこと?」
秀吉「つまり対戦相手が変わると言うことじゃな」
へー対戦相手が変わるんだ……
明久「ってそれじゃ………」
雄二「ああ相手が変わるから今までのようなことが出来なくなる」
一回戦以外は、相手の弱味を利用して勝ってきた。恐らく次もそうするつもりだったんだろう。
雄二「仕方ねぇ行くぞ」
僕達の次の対戦相手は、C クラスの男子二人だったのだが対戦相手が変わったことにより全く別の相手が対戦相手となる。そして電工掲示板には、僕達の対戦表が表示される。
『F クラス坂本雄二・吉井明久VS. A クラス笹本一真・F クラス如月鈴』
……って
明久「何で一真と鈴が?!」
鈴「ちょっと事情があって……」
一真「何となく」
この二人相手に英語、国語、科学は、キツイ。でも今は、数学。鈴は、いないに等しい。
「「「サモン!!」」」
四人が同時に召喚獣を呼び出し点数が表示される。
『F クラス 吉井明久 & F クラス坂本雄二
数学 12点 234点 』
雄二から聞いた話だけど打倒Aクラスのために勉強していてこの点数を取れるようになったらしい。僕だって日本史なら百点までは、持っていける。そして相手の点数を見て僕達……いや観客全員が絶句した。
『F クラス 如月鈴 & A クラス笹本一真
数学 3点 55点』
「「「…………」」」
一真「さていくか」
鈴「ちょっと待て!!!!お前この点数何?」
一真「前の試召戦争で消費した」
そういえばこの前僕達の作戦でA クラスは、Cクラスと試召戦争をしたっけ?そういえば噂でたった一人が特攻に近い戦い方で無理矢理終わらせたって聞いたけどそれって一真だったんだ。400点ごえの腕輪もあるしまぁ点数は、高いんだね。
一真「て言うかお前もなんだよ?その点数明久でも二桁あるのに」
鈴「お前も何で補充試験受けてないんだよ!!」
なんか二人が喧嘩を始めた。なんかあの二人が喧嘩するの兄弟喧嘩みたいに見えるなぁ。あっ今チャンスだ。
明久「雄二!!」
僕の呼び掛けで雄二が状況に気づき二人に攻撃する。そして二人を一撃で、倒
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