暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン~~自由なる狩人~~
第31話

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「・・・」

ボスの動きが止まった!?
「総員、少し様子を見るんだ」
ヒースクリフは相手の動きを伺っている
クワッと阿修羅の眼が開き上空にジャンプした

「何かくるぞ!さがれ!」
何なんだあれは・・・そうか!

今の阿修羅は頭上以外が武器によって攻めることのできない状態、なら!

「ヒースクリフ、俺に指示を出させてくれ」

「別に構わないが君にはこの敵の対処法がわかったのか?」

「当然だ」

「フッおもしろい、それでこそ----------」
最後は聞き取れなかったがOKということだろう

「ヒースクリフと重装備のタンクは敵の攻撃を防いでくれ!キリトや他に敏捷値が高いダメージディーラーは相手が硬直している隙に上空に跳んでスキルを使え!」

指示を出した瞬間、了解の声が飛び交った
俺はビーターとして嫌われているが実力は自分でもトップだと思っている
故に従ってくれる人は少なくはない

よし!俺が最後を決めてやる
相手のHPゲージは一本の3分の1あるがこれでトドメだ!

「はぁぁぁ!死ねぇ!」
ポリゴンの割れる音がする・・・筈だった

ザシュッ
攻撃を決めたのは俺でなく、ボスだった
一気に視界が赤くなった
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